竜飛
2003/10/11(SAT)
JR東日本の「三連休パス」を使って、北東北を中心に旅してきました。旅行の2日目と3日目はライブの予定がありましたが、初日は全くフリーなのでどこへ行くかいろいろと検討しましたが…まだそれほど寒くはないので、一度行ってみたかった竜飛岬を目指すことにしました。
7時前出発のはやてに乗り、約3時間で八戸へ。八戸からは特急に乗換え、蟹田まで。蟹田からは普通電車に乗り換えて終点の三厩まで。三厩到着は13時ちょっと前。東京から6時間という長旅でした(笑)さらに竜飛岬まではバスで30分かかります(^^;
海岸線を走るバスからは、下北半島が見え始めました。途中、青函トンネルの本州側の入口、竜飛海底駅の上にあるトンネル記念館を経由したので、この駅で乗り降りできれば行きやすいのに…と思ってしまいました。竜飛海底駅の見学コースは函館→青森か青森→函館の2つしか設定されておらず、函館往復もある吉岡海底駅の見学コースに比べて利用しにくいのが残念です。ただ、竜飛海底見学コースを利用すると、見学時間が3時間以上あるので時間内に徒歩で竜飛岬まで行くことはできるようです。次回は、そういう見学方法もありかな…と思いました。
冬季以外は竜飛岬の灯台近くまでバスが行くので、終点まで乗りました。終点の駐車場からは、北海道の福島や松前が見えました。先日、函館に行った時に上空から見ていた竜飛岬と福島が非常に近くに見えたことを思い出し、地上から見ても本当に近いことを実感しました。駐車場には、津軽海峡冬景色の歌碑があります。ボタンを押すと、2番の「ごらんあれが竜飛岬北のはずれと〜」が流れます(笑)通る人通る人みんながボタンを押していくので、曲が途切れることがありません。これはなかなか面白い歌碑だと思います。
すぐそばには、日本で唯一の階段国道として有名な国道339号線があります。地形を調査せず、地図のみで国道を策定したために階段になってしまったというもので、国道の看板にわざわざ「階段国道」と書いてあります。ここを下ると竜飛漁港に出るため、もし時間の余裕があれば帰りに下ることにしてまずは竜飛灯台へ行きました。駐車場から灯台まで続く階段はそれほど長くはないものの、強風であおられそうになります(^^;さすがは龍が飛ばされるほどの強い風の吹く地です。しかし、風が強いためか雲がほとんどなく、空がとてもきれいでした。その風を利用し、風力発電も行われているようです。遠くに白いプロペラのような発電機がいくつも見えました。
この日はたまたま竜飛灯台が開放されていたので、登ってみました。見た目も小さいですが、実際中も小さく、すぐに最上階へ。眺めはよいのですが、風がさらに強いのであまり長い時間はいられませんでした。展望所に移動し、しばし絶景を堪能。続いて、展望所と逆側の「碑の丘」と呼ばれているエリアに移動しました。レストハウスのすぐ横にあるのが、松蔭先生の詩碑。1852年、宮部鼎蔵とともにこの地を訪れた際に記された詩が刻まれています。幕末時の竜飛は北方警備の要衝だったにも関わらず、函館に入港する外国船を目の当たりにし、攘夷の気持ちをさらに強めたことが詩の内容に反映されています。松蔭先生の詩碑以外にも、大久保武雄、大町桂月、佐藤佐太郎碑、川上三太郎らの碑がありました。太宰治の「津軽」の碑も近くにあったのですが、そちらは見に行く時間がありませんでした。
それほどゆっくりしていた訳でもありませんが、帰りのバスの出発まで10分ほどしかありません。階段国道はあきらめ、素直に駐車場のバス停まで戻りました。三厩には1日5本しか電車が来ないので、このバスに乗り遅れてしまうと大変なことになってしまいます。無事に間に合い、三厩駅へ。三厩駅からは3月に青森〜八戸で利用した「きらきらみちのく」に乗りました。青森に着いたのは16時半。そのまま宿泊地の弘前に移動…のはずでしたが、次の弘前方面の電車は寝台特急。三連休パスでは寝台料金を払わないと乗れないので、駅ビルでお土産などを買いつつ1時間後の普通電車を待ちました。弘前到着は18時過ぎ。とてもきれいな月が出ていました。
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