松山
2002/5/2(THU)
毎年恒例になっているALFEEのゴールデンウィーク四国・中国地方ツアーですが、今年は松山→倉敷→鳥取の順でした。私も2000年から、旅行を兼ねこのツアーに参加していますが…今年は5/5に東京で、地球ゴージャスの公演がスタートするので、それまでには戻らなければなりません(^^;倉敷が5/4なので、残念ながら今年は松山のみの参加となりました。
始発便で松山入りし、空港で四国限定のキティなどを買ってから市内へ入りました。昨年の10月から、夏目漱石の小説「坊ちゃん」で「マッチ箱のような列車」として登場する機関車、いわゆる「坊ちゃん列車」が復元され、路面電車として運行しているという情報を入手していたので、まずは始発駅である松山市駅へ。10分ほど待つと、松山駅前行きの便が出るとのことだったので、早速その列車を予約しました。入線し、手動で方向転換する様子などを見学して、いざ列車に乗り込んでみると…乗客は私一人でした(^^;車掌さんの案内などもマンツーマン状態で、10分ほどの短い時間でしたがちょっと緊張してしまいました(笑)
松山駅で列車を降り、帰りのJRきっぷなどを手配して再び路面電車へ。ホテルに荷物を置き、ふらふらと街を歩いてみることにしました。松山はこれで4回目なので、特に目新しいものはないのですが…今回はぜひ行ってみたい場所がありました。幕末時の地名を矢矧町…現在は緑町と地名が変わっていますが、この辺りは松山藩でも最下級の武士や中間が暮らした地域でした。そして新選組副長助勤、十番隊長の原田左之助が生まれた街でもあります。左之助が松山出身ということは以前から知っていましたが、つい最近手に入れた研究書に生家の場所が書かれていたので、この機会にぜひ…と思った訳です。
しかしその前に、ホテルからも徒歩圏内の萬翠荘と愚駄仏庵を見学しに行きました。萬翠荘のスケッチに来ている中学生がたくさんいたため、あまりのんびりとは見学できませんでした(^^;スケッチするにはかなり難しい題材だと思いますが、このような洋館を授業中に見学できるのをちょっとうらやましく思いました。
そこからさらに歩くと松山城のロープウェイ乗り場です。ロープウェイ乗り場の1階に、新しく松山ゆかりの人々を紹介するパネル展示のコーナーができていたので、それを見学してから登城しました。今回も、もちろんリフト使用です(笑)私は高所恐怖症ですが、ここのリフトは上っているうちに松山の街並みを見下ろすことができるので怖さよりも気持ちよさの方が先行します。5分ほどで山頂に到着し、そこからさらに10分ほど歩いて天守閣へ。去年はちょうど工事中でしたが、その工事も完了し、美しい姿になっていました。せっかくなので、今回は天守閣に入ってみることに。内部は昔のままの姿を残してあるので、各所の階段はかなり急です(^^;ちょっと無理して、全部上ってみると…360°のパノラマ写真のような風景が広がっていました。天気がよかったので、瀬戸内海の小島もたくさん見えます。最高の眺めを堪能した後は…急な階段を4階分も下りなければなりませんでした(^^;
再びリフトを使って下り、路面電車の通りとは逆方向に進みました。緑町はロープウェイ乗り場から歩いて10分ほどです。この辺りは城の裏側に当たるため、下級藩士の居住地区とされたのでしょうか?現在は閑静な住宅街となっており、幕末当時の面影は全くありません。前出の研究書によると、明治時代の中頃になって、左之助に関する石碑が建てられる計画が浮上したそうですが、左之助には坂本龍馬暗殺の実行犯という濡れ衣が着せられていたため、計画倒れに終わったそうです。今井信郎がもっと早く、龍馬暗殺は見廻組による犯行だったと告白してくれていれば…と思うと、残念です。
さらに歩くと、市民病院前電停に着きました。上一万で乗り換え、次は道後温泉へ。お土産やさんで地域限定キティを探しつつ、道後温泉本館へ。入浴なしの見学コースがあると聞き、早速入ってみました。見学できるのは又新殿(ゆうしんでん)という、皇室専用の浴室です。現在は別のホテルに道後温泉本館からの源泉を送っているので、ここは使われることはないそうですが、昭和天皇が使っていたときのまま保存されています。さらに、3階にある坊ちゃんの間も見学してきました。ここはその名の通り、夏目漱石が愛用した部屋です。部屋には漱石の書やゆかりの人物の紹介パネルなどがありました。
一通り見学が終わったので、いったん松山市駅へ。翌日の朝食などを調達しつつ、商店街をぶらぶら歩いてホテルに戻りました。コンサートは18:00からだから…とホテルを出たものの、実は開演時間は18:30でした(笑)30分、会場で暇をもてあますのもつまらないので、再び道後温泉へ(笑)公園前電停で降り、目の前にある道後公園を散策してきました。こちらも最近、園内の整備が完了して戦国時代頃の武家屋敷が復元されたとのこと。残念ながら見学時間を過ぎていたため、中には入れませんでしたが…無料で見学できるそうです。散策を終えるとちょうどよい時間になったので、愛媛県立県民文化会館へ。客入りはかなり悪く、1階20列程度までしか埋まっていませんでしたが、熱いライブでした。
 坊ちゃん列車 |
 松山城からの風景 |
 旧矢矧町付近 |
 坊ちゃんの間 |
 道後公園 |
(C) MOTOKO