会津若松
1998/8/25 (TUE)
最近の私は、大河ドラマ「徳川慶喜」の影響もあって、幕末・維新に深く関わった土地に大変興味を持っています。京都や高知を訪れ、今度は会津や長州にも行ってみたいと思っていたところ、会津なら「青春18きっぷ」を使用すれば非常に安く行けることが判明しました(笑)…と言うわけで、今回の旅を計画しました。会津だけ観て日帰りするという手もあったのですが、せっかくなので郡山に一泊し、水戸まで足を延ばすことにしました。
水戸の旅行記はこちらにあります。
上野〜宇都宮〜黒磯〜郡山と在来線を乗り継ぎ、12時にやっと会津若松に着きました。会津若松では鶴ヶ城と飯盛山の2カ所は絶対に行きたい!と思っていました。この2カ所は有名な観光地なのでバスの便もあるようでしたが、帰りの電車などの関係で会津若松での滞在時間は5時間程度しかとれません。30分に一本のバスを待つよりは…と思い、今回はレンタサイクルで街を走ることにしました。事前に調べていたところ、レンタサイクルをしている店は2カ所しかないとのこと…駅前の土産物店でその店の地図をもらい、5分ほど歩いてその店に着きました。1日レンタルは1000円、2時間なら600円で、1時間超過ごとに300円とのことだったので、1日レンタルを選びました(^^;ちょっと割高感があったのですが、店のおじさんに行きたいところまでの詳しいルートを教えてもらえたので、結果的にはお得だったのかもしれません(笑)
まずは、飯盛山に向かいました。緩やかな上り坂の途中に、飯盛山で自刃した白虎隊隊士が最初に葬られ、現在も墓碑の建つ妙国寺があります。山の方へとさらに向かうと、戊辰戦争の際の本陣であった旧滝沢本陣、白虎隊の資料を中心とした白虎隊記念館などがあります。特に、記念館は戊辰戦争の貴重な資料が多数展示されていて、非常に興味深いものでした。そして、長い石段を登ったところには白虎隊隊士の墓が並んでいます。19の小さな墓石の前には、線香や花が絶えることがありません。そこから少し歩くと、白虎隊自刃の地があります。遠く見える鶴ヶ城が落城したと勘違いし自ら命を絶った若い隊士たちを思うと、なんだか切ない気持ちになってしまいました。
山を下りる途中には、さざえ堂という六角形の建物があります。これは、行きと帰りに同じ道を通らずに建物の中を一周できるという珍しいものです。飯盛山の周辺は、見所がたくさんあります。私も、2時間以上滞在してしまいました(^^;
飯盛山を後にし、今度は鶴ヶ城(若松城)へと向かいました。坂道を一気に下り15分ぐらい走ると、着きました。天守閣は30年ほど前に建て直されたものですが、天守閣内の展示室には戊辰戦争直後の荒れ果てた城の写真があり、まさに「荒城の月」のイメージそのまま、と言う気がしました。また、私が行ったときには特別展示として「慶喜と容保」と題し、幕末から明治にかけての会津の動きと、志士たちの紹介などがありました。天守閣は5層になっていて、最上階からは会津若松の街が一望できました。この日は非常に暑かったのですが、天守閣を登り切ると、涼しい風に吹かれることができました。
その後はお城のすぐ近くにある福島県立博物館へと足を運びました。古代から近現代に書けての福島の歴史をわかりやすく紹介した博物館で、展示内容も充実していました。そうこうしているうちに、時間は16:00…そろそろ自転車を返しに向かわなければならない時間です。最後に市街地を手短に周り、自転車を返して会津若松駅まで戻りました。駅前には白虎隊の銅像があります。本当は、喜多方ラーメンを食べようと思っていたのですが…結局時間切れで今回は断念しました(^^;そのかわりと言っては何ですが、帰りに福島限定のビール「福島麦酒」を飲みました(笑)短い時間でしたが、大変充実した会津の旅でした。
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