草津
2003/01/12(SUN)
年末から年始にかけて名古屋、京都、箱根・沼津、水戸と18きっぷを使った旅をしてきましたが、最後の1回分を使って草津に行きました。関西では「草津」といえば滋賀県の草津の方がメジャーですが、関東では言うまでもなく群馬県の草津。温泉で有名な町です。大学時代、サークルの夏合宿が毎年志賀高原で行われていましたが、当時はまだ長野新幹線がなかったので、上野から団体専用列車で長野原草津口駅まで行き、そこから貸切バスで志賀高原へ抜けていました。なので、長野原草津口駅や草津の街には多少なじみがあるものの、街を歩くのはこれが初めてです。
上野から普通電車を乗り継ぐこと4時間…かなり遠い道のりでした(^^;合宿の時は、特急電車だったので3時間もかからなかったと思います。駅に隣接するバスターミナルから、草津温泉バスターミナルまでの直行バスに乗り、お昼前にやっと到着しました。なんとなく温泉地独特の硫黄の香りがします。長野原草津口〜高崎の電車は1時間に1本しかないので、帰りのバスの時間をしっかりチェックし、散策に出発です。
バスターミナルから長い坂道を下ると、草津温泉のシンボル的存在の湯畑です。ここは草津温泉の源泉で、50度以上ある湯を外気に当てて冷まし、湯ノ花を採取するための場所です。外気が寒いので、湯気が高く立ち上っています。湯畑を取り囲む石の柱には、草津ゆかりの人物の名前が多く刻まれています。その中に清河八郎、藤田東湖、佐久間象山の名前があったのは見逃せませんでした。具体的な説明文はありませんが、意外なところで幕末の人物に遭遇できました。
湯畑の近くには多くの旅館や土産物店が並んでいます。ここでずっと探していたキティの「上州温泉バージョン」をGET。1つ目の旅の目的が完了しました(笑)ホテル一井の横の道を10分ほど歩くと、西の河原公園に到着します。河原といっても、ここを流れているのは温泉。ところどころから温泉が噴出しています。苔が付着して緑色になっているところや、湯ノ花がたまって白っぽくなっている所など、彩りも鮮やかです。「鬼の茶釜」などの名前のついたエリアから湧き出していたお湯は、その名のとおり非常に熱く、ちょっと触っただけでもやけどしそうでした。しかし、中には適温のエリアもありました。公園の奥には露天風呂がありますが、さすがにこの寒さでは入る気がしないので、手だけ入浴してきました(笑)
また、公園の奥には草津ビジターセンターという無料の施設があります。主に草津の自然についてのパネルが多数展示されていました。ここで少し休憩し、再び湯畑方面へ戻りました。土産物屋をぶらぶらのぞいていると、「草津ガラス蔵」という店が目に留まりました。エメラルドグリーンの温泉ガラスというのがここオリジナルの商品で、湯ノ花と温泉水をガラスの材料に練りこんでいるそうです。見た目にもきれいだったので、お香立てを購入しました。
湯畑を再び見学し、バスターミナル方面に向かいましたが…今回の草津への旅にはもう一つ目的がありました。それは「風味堂」というお菓子屋さんに行くこと。ここの社長さんは、中村俊介くんの叔父さんなのです。実際、おまんじゅうもおいしいらしいという評判を聞いていたので、バスターミナルから少し歩いたところにあるお店へ。店に入ると、俊介くんの写真がお出迎えしてくれました(笑)写真を見ただけでかなりの満足感を得てしまったので、お店の方に俊介くんのことを聞くのを忘れてしまいました(^^;俊介くんは中学時代まで草津で過ごし、今も時々実家に里帰りしているそうです。ほんの少しでしたが、俊介くんの生まれ育った街を歩くことができて、満足でした。
そしてバスターミナルに戻り、ターミナル3階にある温泉博物館で時間つぶし。ワンフロアの博物館ですが、江戸時代に使われていた湯もみ板や明治時代の地図、昭和初期の観光ガイドなど珍しいものが多数展示されていました。まだバスの時間までは余裕があるので、1階のお土産屋さんでものぞくかな…と思っていたら、臨時バスがまもなく出るそうです。急いで乗車券を購入し、バスに乗り込みました。
長野原草津口駅へ到着すると、改札前に行列ができています。早く戻ってきてよかった…と私も並び、ホームへ。しかし、この行列は特急電車の自由席のためのものだったようです(^^;私の乗った普通電車は非常に空いていました。途中の中之条駅で15分以上待ち合わせのために止まったのが不服でしたが、高崎への到着時間は特急と30分も変わりませんでした。15分以上の待ち時間を耐えられれば、普通電車で戻った方がかなりお得かもしれません。帰りは4時間半ほどかかって東京まで戻りました。
(C) MOTOKO