HOME > 諸国漫遊記 > 旅行記(中国) > 広島
テーマ:幕末、その他

福山

2000/12/2(SAT)

 広島空港に着いたのは11:30すぎ…いつもより、やや遅い到着です。帰りは最終便なので、念のため空港売店に立ち寄り、広島限定のキティちゃんのピンバッジとファスナーアクセサリーを買いそろえました(笑)バスで広島駅まで行き、そこでも広島限定のキティグッズをGET…最近の私の旅は、幕末関係の史跡を訪ねるのと地域限定のキティちゃんを集めることが主な目的になりつつあります(^^;市電でホテルまで行き、その後岩国在住の友人と待ち合わせをして「お好み村」に行きました。おいしいお好み焼きを堪能したあとは、商店街をぶらぶらしたり喫茶店に入ったり…そうこうしているうちに広島アルコンの時間になったので、郵便貯金ホールへと向かいました。アルコン後はラウンジでカクテルを楽しむなど、ホテルライフを満喫しました(笑)



2000/12/3(SUN)

 地球ゴージャス初の広島公演が行われる「アステールプラザ」を散歩がてら見学しに行ったあと、広島バスセンターから高速バスに乗り、福山に行きました。市電で広島駅まで行く時間を考えると、1時間半かかったのはそれほど遅いという訳でもないかな…と思いました。

 まずは福山城へ。この辺りは幕末史ではあまり登場しない地域なので、内部の見学はしませんでした(^^;この城郭は昭和30年代の復元ということで、ちょっと舞台のセットのような雰囲気でした。しかし、全くどこも見学しないのもつまらないので、お城から歩いてすぐの広島県立歴史博物館に入ってみました。古代から近現代にかけての福山地域の歴史と、川底に埋もれてしまったという伝説の街「草戸千軒」を再現した展示があり、なかなか見応えがありました。

 福山駅の周辺はひととおり見たので、バスで鞆の浦へと向かいました。万葉集にも歌われている鞆の浦は、古くから潮待ちの港として栄えた街で、七卿や坂本龍馬ゆかりの地でもあります。幕末関連の場所となると、かなり興味が違ってくるのが不思議です(笑)

 福山からバスで約30分。バスを降りると潮の香りがして、港町だなぁ…という印象を受けました。バスの終点からほど近いところには、龍さんが「いろは丸事件」の時に滞在していたという民家が残っています。まずは鞆の浦の歴史を全体的に知ることができる、鞆の浦歴史民俗資料館を見学しました。ここでは万葉の時代から現代までの鞆の浦の歴史を紹介していて、小さな資料館ながらもなかなか充実していました。幕末関連の展示はほとんどありませんでしたが、「幕末〜三條実美と七卿落・坂本龍馬・民衆の激動〜」という冊子があったので購入しました。七卿や龍さん以外の志士の資料も載っていて、ちょっと得した気分です(笑)
 この資料館は高台にあるので、港が一望できました。ほとんど波もなく、さすがは潮待ちの港です。風景を楽しみつつ、今度はいろは丸展示館へ。「いろは丸事件」とは、龍さんたち海援隊が乗り込んだ「いろは丸」と紀州藩の船が鞆の浦の沖で衝突したため、日本で初めて、国際法である「万国公法」に基づいた交渉が行われた事件です。最終的には、海援隊は紀州藩から賠償金を引き出すことに成功し、その名を有名にしました。この展示館は、沈没したいろは丸の残骸や写真パネル、関連する書状などで構成されていて、2階には龍さんが潜伏していたという部屋の復元があります。そこには、あまり似ていない龍さんの人形が置かれていて、一緒に写真が撮れます(笑)ここもあまり大きな展示館ではありませんが、残骸の引き上げ作業についてのビデオ上映などもあり、楽しめました。

 また、この資料館のそばには七卿落遺構があります。ここは、長州へ向かう七卿が潮待ちで鞆の浦に滞在したときの宿ですが…現在は工事中のため、外観すら確認できませんでした(^^;少し歩くと、「いろは丸事件」の第一回交渉が行われたという家や、鞆の浦の名産品である保命酒の作り酒屋が立ち並ぶ通りに出ます。そこをぶらぶら歩くと、龍さんが潜伏していたという家もありました。ほとんどの建物は立て替えられているものの、街並はおそらく当時のままなのでしょう…穏やかで、ちょっとレトロな感じで…なかなか楽しい散策でした。

 再びバスで福山駅へと向かい、駅前でいろいろと買い物をしてから広島空港へと向かいました。予想通り、空港の売店は閉まりかけていました(^^;それでも、何とか「賀茂鶴」と「千福」、友人おすすめの「かき醤油」などを購入し、搭乗しました。全体的になんだかのんびりとした旅でしたが、たまにはスローペースもいいものです(笑)

福山城 鞆の浦 街並み いろは丸資料館
福山城鞆港鞆の浦の街並みいろは丸資料館



(C) MOTOKO