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道東

2006/03/03(FRI)

 昨年9月の道東旅行とほぼ似たようなコースを、今度は冬に旅してみました。予算は前回の約半分にも関わらず、楽しさは前回同様かそれ以上の2泊3日になりました。

 超割利用でオホーツク紋別空港へ。この空港はまだ開港して10年にも満たない新しい施設ですが、定期便は東京からの往復のみ。少々寂しい感じです。しかし、交通の便は非常によく、紋別の市街地へは車で10分程度。リムジンバスもありますが、今回は時間短縮のためタクシーを利用しました。最初に向かったのはガリンコステーション。15時半から予約している流氷破砕船ガリンコ号の乗船手続のためです。この便は流氷が遠くにある場合、1時間航海を延長して流氷を追いかける「チャレンジ便」でしたが、この日は流氷が遠いのでチャレンジもしないとのこと。ちょうど13時の便が出る直前だったので、急遽変更してこちらに乗船しました。運賃は「青海割引」といって流氷がある時の約半額です。それはそれでお得ですが…やはり流氷がお目当てなので、少々物足りない気分です。湾内には流氷なのか雪なのか、その正体ははっきりしないものの、いくつかの氷のような物体が浮遊していました。それを船体前方に取り付けられたドリルが容赦なく破砕していきます。おそらく、後の便になればなるほど、氷を見られるチャンスは減少したことでしょう。この便に乗れたのはある意味ラッキーだったのかもしれません。

 下船後は、チャレンジ便の前に見学予定だったオホーツクタワーへ電気自動車に乗って移動です。オホーツクタワーは流氷のできる仕組みをパネルで紹介し、3階からは実際の流氷を上から、地下1階からは海中から見学できるという施設です。しかし、流氷そのものがないので、見学者はまばらでした。海中からの風景は、湾内ということもあって水が濁っていてよく見えません。そして3階からの風景は先ほど会場で見たものとそれほど変わりません。唯一の救いは、1階の展示コーナーに冷凍庫があり、実際の流氷サンプルが保存されています。それを自由に触ることができる、という点だけでした。3階でお茶をして、この日の観光は終了。市街地にあるホテルに向かいました。ホテルからも湾内が一望できますが、どこにも流氷の姿はなし。こればかりは気象現象なのでやむをえないです。翌日以降に期待することにしました。

ガリンコ号 流氷?
ガリンコ号流氷?




2006/03/04(SAT)

 当初、この旅を計画した時は紋別からサロマ湖、網走と行動範囲を短く設定していましたが、それだけでは物足りないのでレンタカーを利用することにしました。紋別から帰りに利用する女満別空港は同一エリア内なので、乗り捨て追加料金がかかりません。紋別バスターミナル内にある営業所から出発しました。途中、サロマ湖の道の駅で休憩。サロマ湖は全面凍結していて、どこからどこまでが湖面かすらわからない状態です。この後、能取湖網走湖と湖畔を走りましたが、それぞれの違いがよくわかりませんでした。サロマ湖のある佐呂間町から網走市までの間には、カーリングで有名になった常呂町があります。偶然にもこの翌日、3/5から北見市に合併されるということでこの日は「常呂町」として最後の1日でした。ホタテがカーリングをしているデザインの町の標識を生で見られたのはちょっとラッキーです。また、国道238号線沿いにあるカーリング場も、外から眺めてきました。

 ゆっくり雪道を走りながら2時間半、網走のおーろらターミナルに到着しました。網走の流氷破砕船といえばおーろら号ですが、やはりこちらも流氷は見られないとのことですが、能取岬まで遊覧するとのことで、予定通り乗船しました。湾内には紋別同様、わずかに氷が見られましたが沖に出ると青い海が広がるばかりです。遠くにかすむ知床の山々と、その先にうっすら白く見える海が少々気になりましたが、そこまで行くことはまず無理なので、このシーズンは完敗ということであきらめました。紋別では40分程度の航海でしたが、網走は1時間超。流氷破砕船ではなく、遊覧船に乗ったと思えばなかなかの充実感です。

 昼食は街中のオホーツクバザールで取り、天都山へ。海からみる知床もよかったですが、ここからの風景も絶品。前回同様天候にも恵まれてよかったです。網走湖や能取湖は湖畔から見たのと同じく、全面凍結状態で、陸地との境目がわかりませんでした。こちら側の風景は、冬はあまり面白くないかもしれません。

 網走市内は特に観光したいところも他にないので、この日の宿がある屈斜路湖へと向かいました。女満別町、美幌町と経由して美幌峠で休憩。休憩地でもあり、この日行きたかった場所の一つでもあります。屈斜路湖も凍結していましたが、ところどころに御神渡が見られます。前回とはまた違った絶景に、寒い中30分ほど滞在していました。予定を変更し、屈斜路に宿泊することにしてよかったと改めて思いました。

 日が落ちる前にホテルに到着。前回と同じホテルですが、部屋から見える風景は真っ白な屈斜路湖とそこに集う白鳥の姿。これもこの時期ならではの風景です。今回は特に「事件」もなく、長い1日が終了しました。

サロマ湖 おーろら号 天都山 美幌峠
サロマ湖おーろら号天都山美幌峠




2006/03/05(SUN)

 今回利用した宿泊プランは「白鳥プラン」ということで、白鳥の餌付体験ができます。朝食の前に湖畔に出て、白鳥と戯れてきました。餌付けされているとはいえ、白鳥は人には慣れていないようで、近づくと逃げられてしまいます。しかし、かなりの至近距離で餌を食べる姿を見ることが出来ました。

 この日流氷が見られるようだったらオホーツク海側に出るつもりでしたが、その可能性は低いのでホテル周辺+αの観光に変更。最初に摩周湖に向かいました。あまり人が多くない第三展望台はそこまでの道が閉鎖されているので、観光バスがひっきりなしに訪れる第一展望台へ。冬季は駐車料金無料なのがちょっとお得です。摩周湖も全面凍結。ただ、氷が薄くなっている箇所が点在し、あと半月もすると真っ青な湖面を楽しめそうです。ここはぜひ次回、霧に包まれている姿を見てみたいものです。

 次は阿寒湖へ向かう予定でしたが、道を間違えて弟子屈の市街地に入ってしまいました。偶然摩周駅の前に出たので、駅舎を撮影し中へ入ってみると、駅弁を売っています。都内のデパートで駅弁大会が催されるとかなりの人気ですぐに売切れてしまう「摩周の豚丼」でした。正確に言うとこれは駅弁ではなく「駅前のお店で売られている弁当」。駅でそのお店に注文を入れてもらい、駅に運んでもらうという仕組みです。お店はすぐ近くなので、連絡を入れてもらい、取りに行くことにしました。お店に入ると、京王百貨店のポスターを発見。そもそも、このお弁当が摩周駅で売られるきっかけになったのは京王百貨店の駅弁大会だったようです。道を間違ったおかげで、レアな駅弁を食べられたのはラッキーです。

 阿寒湖方面へ向かう交差点まで戻ってきましたが、まだ時間に余裕があるので鶴居村に行くことにしました。ホテルで手に入れていた周辺観光地ガイドに乗っていた鶴見台を目指します。ここは丹頂鶴の飛来地。釧路市と弟子屈町のほぼ中間に位置します。飛来地と見学場所は柵で区切られ、屈斜路湖の白鳥のように間近で鶴を見ることは出来ませんが、飛来するたびに歓声があがります。有名な求愛ダンスも、それらしいものを見ることが出来ました。

 弟子屈町まで戻り、摩周温泉の道の駅で次の目的地を検討。女満別空港まで阿寒湖から北見を経由するか、屈斜路湖から美幌峠を経由するか悩みましたが、阿寒湖も凍結していてまりもを見ることはできないので、美幌峠経由に決定。朝通った道を戻り、再び美幌峠へ。前日とほぼ同じ時間に着いたので、目の前に広がる風景に大きな違いはありませんでしたが、絶景であることに変わりはありません。またここを訪れることを誓って、美幌町へと抜けました。空港へ直行するには少し時間があるので、女満別の道の駅に寄り道。この周辺はメルヘンの丘と呼ばれ、夕日がきれいなことで知られています。ちょうど日没の時間を選んだものの、曇っていて夕日を見ることが出来なかったのが残念です。まだ時間的な余裕はありましたが、女満別空港へ。この2日間の走行距離は400kmを超えたようです。空港では久しぶりにお気に入りのお菓子「細雪のレガロ」をGET。人気があるのに主要観光地でもなかなか目にすることが出来ない存在になりつつあります。女満別空港で買えるとはちょっと意外でした。

屈斜路湖 摩周湖 鶴見台 メルヘンの丘
屈斜路湖摩周湖鶴見台メルヘンの丘



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