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テーマ:幕末レトロ

函館

1999/3/18 (THU)

 6:45に羽田を飛び立ち、約1時間25分…ほぼ定時に函館空港に到着しました。私にとっての、北海道初上陸です(笑)これで47都道府県のうち、沖縄県以外の46都道府県は制覇したことになりました(笑)この日の気温は思っていたほど低くなく、マフラーも必要ないほどでした。空港から函館駅までは、約20分です。9時ちょっと前にはホテルに着いてしまったので、荷物を預けて、さっそく観光に向かいました。

 まずは、有名な函館朝市へ。「イカすみソフトクリーム」を食べたり、カニを試食させてもらったり…それだけでおなか一杯になり、名物の「イカソーメン」は食べられませんでした。朝市と言っても、ここはお昼頃まで開いているお店が多いので、とりあえず他をまわってきてからまた来よう…ということで、市電に乗り、五稜郭公園に向かいました。市電乗り場から歩くこと約10分…公園入口にある五稜郭タワーを通り過ぎ、公園内の市立函館博物館五稜郭分館を見学しました。箱館戦争の資料が豊富で、実際に使用された大砲や銃弾なども展示されていました。98年の夏には会津若松にも行っていたので、これで戊辰戦争の全体像がわかった気がします。

 まだお昼にはちょっと早い時間だったので、ちょっと遠くの立待岬まで行ってみることにしました。市電の終点「谷地頭」から20分ぐらい歩くと着くのですが…まだそれほど疲れていなかったので、立待岬とは逆方向にある碧血碑を見に行くことにしました。これは函館戦争で犠牲になった旧幕軍の墓です。山道を登ったところにひっそりと立っているのですが、たくさんの花やお供物が備えられていました。その近くに「←立待岬」という案内板があったので、それに従って車道を登っていくと…函館の街を一望できる場所がありました。少し雨が降っていたので絶景とは言えませんでしたが、特徴的な街の形を実感することが出来ました。そこから道は下りになり、左手に墓地が見えてきました。ここには石川啄木一族の墓もあるそうです。やがて車道の出口が見えてきた…と思ったら、ガードレールで閉鎖されています(^^;どうやら私が通ってきた道は、冬季通行止めの道だったようです。そういえば、車道なのに一度も車とすれ違わなかったな…なんて思いつつも、無事に出口に着けてよかったです(笑)立待岬は、そこからすぐでした。晴れている日は下北半島まで見えるということですが、この日は何も見えませんでした(^^;

 再び谷地頭電停まで戻り、隣の青柳町で降りて旧函館博物館などの写真を撮ったあと、いったんホテルに戻りました。もう14時を過ぎていたので朝市はほとんど終わっていましたが…函館駅でミニイクラ丼を食べることが出来ました。今まで私は、余りイクラが好きではなかったのですが…ここで食べたのはとてもおいしかったです。やはり本場は違うのかな、と思ってしまいました。

 ホテルで少し休んでから、今度は元町へと向かいました。もし、夜になって天気が良くなったら函館山に登ろうと思っていたからです。まずは函館市文学館を見学しました。ここは1993年に開館したばかりの新しい博物館で、1階は函館にゆかりのある作家のパネル紹介。2階は石川啄木のパネルや遺墨などの展示がありました。生まれ故郷の盛岡郊外にも啄木記念館はあるのですが、彼は「漂泊の詩人」と言われるように、盛岡にも函館にも、根付いてはいなかったのかな…という気がしました。一方、啄木の10年後輩にあたる宮澤賢治は、故郷の花巻や盛岡を「イーハトーブ」と呼んで愛し、それらの場所をイメージさせる作品をたくさん残しています。啄木生誕100年祭に比べ、賢治生誕100年祭の方が規模が大きかったのはそのためかな…とも思いました。
 文学館の見学を終えると、もう17時です。元町にある他の施設はもう閉まっているので、それらの見学は翌日にすることにしました。雨は止まず、上空には靄もかかっているような感じだったので、函館山に行くのもあきらめました。仕方がないので、駅前でいろいろ買い物したり、デパートなどを見て、この日はホテルに戻りました。ところが…ホテルの部屋から外を見ると、元町のライトアップされた洋館や、港の灯りがよく見えます。あまり遠くは、曇っていて見えませんでしたが、とてもいい眺めでした。

函館博物館五稜郭分館 碧血碑 立待岬
函館博物館 五稜郭分館碧血碑立待岬




1999/3/19 (FRI)

 今日こそ朝市に行く!と思い、7時半に起きたのですが…外は吹雪でした(;_;)午後からは天気も回復するということだったので、朝市は諦め、ホテルでのんびりしながらこの日の観光プランを練りました。チェックアウト後、まずは土方歳三最期の地に行きました。函館駅から歩いて10分ぐらいの公園の中に、石碑があります。ここをお参りしたあと、昨日見学できなかった施設を見学に、バスで元町に向かいました。まずは旧イギリス領事館へ。現在は開港記念館として、函館開港時の資料展示や領事館内部の公開などが行われています。そこから少し坂を上った元町公園内には旧北海道庁函館市庁舎があり、こちらは写真歴史館として函館の古写真や古いカメラの展示が行われています。その上にあるのが旧函館区公会堂です。明治43年に建てられたこの洋館は、部屋の内部を公開するとともに、音楽ホールとしても利用されています。冬季は室内の見学のみですが、その他の時期にはベランダに出て函館港を眺めることもできます。内部・外部とも私好みでした(^^)

 公会堂から少し歩くと函館ハリストス正教会聖ヨハネ教会カトリック元町教会があります。どれも大正時代に建てられたもので、それぞれロシア正教、プロテスタント、カトリックの特徴ある教会です。夜間はライトアップもされ、前日の夜はホテルから見ることができました。カトリック元町教会のある大三坂を下ると、赤れんが倉庫群があります。ここには土産物屋やレストランなどの施設が集中し、夜はライトアップもされます。この日も朝市はもう終わってしまう時間になっていたので、「はこだて海鮮市場」のレストランで「波止場丼」を食べました。ウニ、イクラ、イカ、ボタンエビ、鮭がのっていて、かなりゴージャスな昼食でした(笑)ここで北海道限定ハローキティグッズなどを買い込みつつ、ぶらぶらと散策しました。少し早めに駅前に戻り、買い残したものをいろいろと買って、空港に向かいました。悪天候で遅れの出ている便もありましたが、羽田行きは無事に飛びました。着陸時には濃霧のため、自動運転…というアナウンスがあり、少々不安でしたが…何事もなく帰ってくることが出来ました(笑)今回は1泊2日という短い旅でしたが、非常に密度の濃いものになったと思います。

土方歳三最期の地 旧函館区公会堂 函館ハリストス正教会 赤れんが倉庫群
土方歳三 最期の地旧函館区公会堂函館ハリストス正教会赤れんが倉庫群



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