花巻
2002/04/29(MON)
フリーきっぷを持っているなら、仙台から新幹線で…となるところですが、今回は仙台から先のきっぷは別に買わなければならないので、朝は早いものの、バスで花巻まで行くことにしました。ホテルの近くに高速バスのバス停があるので、朝8時前に出発(^^;花巻駅に着いたのは10:30ごろでした。行きたいところは賢治記念館・イーハトーブ館、イギリス海岸、詩碑、身照寺など…ほぼ花巻を一周するような感じですが、うまくバスの時間を合わせれば行けそうな感じです。駅に荷物を置き、帰りの新幹線の座席予約をして、バスに乗りました。
まずは賢治記念館へ。ゴールデンウィークということもあり、なんと童話村〜賢治記念館間に無料のシャトルバスが出ていました(^^;でも、私は胡四王山中腹の売店に寄りたかったので、バスには乗らずに坂を上っていきました(^^;売店ではキティの銀河鉄道バージョンをGET(笑)銀河鉄道に車掌のキティが乗っているデザインですが、「銀河鉄道の夜」の主役は車掌ではないので、作品を知らない人に誤解を与えそうです(笑)
賢治記念館では特別展として「祭の晩」の直筆原稿が展示されていました。この作品はあまり読んだことがなかったので、ストーリーを知らないままの見学でしたが…賢治さんらしい作品だなと思いました。「狼森と盗森、笊森」と少し雰囲気が似ているかもしれません。
記念館の見学を終え、ポランの広場を通ってイーハトーブ館へ。南斜花壇は花がいっぱいで、とてもきれいでした。紅葉の時期も好きですが、この季節もなかなかいいと思います。イーハトーブ館では「交響詩『イーハトーブの幻想』」と題された写真展が開催されていました。展示されている写真をながめていると、賢治さんの作品には本当に岩手の自然が生き生きと描かれているな…と実感できます。実際に自分が見たことのある風景も多く、楽しめました。
花巻駅行きのバスに乗り、途中の上町で降りました。この周辺には賢治さんの生家や「ぎんがぎンが」など、いくつか見学できる場所があります。去年の7月に見学した、生家の隣にあるギャラリー「蔵」は、ゴールデンウィーク後に再オープンだそうです。今回は見学できませんでしたが、オープン準備中の場内を、ちょっとだけのぞいてきました(笑)そんな感じでぶらぶらと見学していると、ちょうど詩碑行きのバスが来ました。
「雨ニモマケズ」詩碑への道は、すっかり舗装されていました。ところどころに賢治さんの作品に関係のあるオブジェクトが置かれていて、以前とはちょっと雰囲気が違います。しかし詩碑の周辺は以前とは変わらず、静寂が広がっています。
詩碑から再び上町へ。今度は数分の待ち合わせで市民会館方面へのバスに乗れました。ぎんどろ公園を通り、身照寺へ。賢治さんのお墓参りをしてきました。たくさんの人が訪れているようで、花が多かったのが印象的です。帰りはバスの時間まで、ゆっくりとぎんどろ公園を散策してきました。ところどころに八重桜が残っていて、とてもきれいでした。
帰りの新幹線は19時近いので、まだまだ余裕はあります。とりあえず、盛岡でも少しは遊びたいので16時くらいの電車で帰ることにしました。あと1時間半はあるので、バスを大通り二丁目で降りました。5分ほど歩くと花巻城時鐘のある市役所に着きます。さらに歩くと鳥谷ヶ崎神社です。ここには賢治さんの絶筆「方十里 稗貫のみかも 稲熟れて み祭三日 空晴れ渡る」の詩碑がありますが、入口の横にはかつて花巻城の門であった円城寺門があります。何度かここへは来ていますが、この門をじっくりと眺めたのは今回が初めてでした。屋根は銅板で、ちょっと変わっています。
神社の裏の道を降りるとイギリス海岸へは10分ほどですが、せっかくなので花巻城址にも行ってみました。ここも八重桜が残っていて、特に西御門の前が満開状態でした。学校があるので、きっと時期によってはソメイヨシノもたくさん見られるのでしょう…今度はぜひ、その時期に訪れたいものです。
15分ほど歩くとイギリス海岸です。ここも新しく道が舗装されていて、傍らには花壇もできていました。けっこう人は多かったですが、まったりと川の流れを楽しんできました。こことポランの広場は、私が花巻の中でもっとも好きな場所です。最近は幕末関連の旅ばかりしていたので、ここでのんびりできるのはずいぶん久しぶりだな…と思いました。
花巻駅に戻ると、ちょうど急行「陸中」がいました。普通電車でもあまり時間は変わりませんが、急行券をちょっと奮発してみました(笑)盛岡に着いたのは16時30分過ぎです。材木町から上の橋、そして岩手公園をぐるっと周り、帰路につきました。盛岡に来るたび、一度は満開の石割桜をみたいと思っているのですが…未だに果たせていません。来年こそは、と心に決めました(笑)
 ポランの広場・花時計 |
 円城寺門 |
 花巻城址 |
 上の橋(盛岡市) |
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