花巻
2002/09/21(SAT)
盛岡から宮古、釜石と移動し、花巻に戻ってきました。今回、夕方過ぎに花巻を訪れた目的は、賢治祭に参加するためです。賢治祭とは、毎年宮沢賢治の命日である9/21に、花巻の「雨ニモマケズ」詩碑の前で行われる献花、合唱、演劇、講演などのイベントです。賢治さんの生誕100年の年から、年に数回は花巻を訪れているものの…賢治祭の日に訪れることはできませんでした。今回も、直前まで行こうかどうか迷っていましたが、この機会を逃すと次はいつ行けるかわからないので、思い切って行くことにしたのです。
花巻駅の改札を出ると、すぐに詩碑行きのバスがきました。帰りのバスは、賢治祭終了時に臨時で発車するとのことだったので、安心して会場へと向かいました(笑)バス停から会場となる「雨ニモマケズ」詩碑へは徒歩5分ほど。その道なりに、花巻の小学生達が作った小さな灯篭が置かれ、道を明るく照らしていました。詩碑の前まで行くと、すでに献花は終了していて講演が始まっていました。大きなビニールシートが座席としてひかれ、立見が出るほどの混雑ぶりです。講演や「種山ヶ原」「ポランの広場」などの合唱、小学生による「狼森と笊森、盗森」の上演など、非常に楽しい内容でした。しかし、私は盛岡へ帰らなければならなかったので、祭りの最後に歌われる「精神歌」の合唱を残したところで会場を離れなければなりませんでした(;_;)初めて生で見た鹿踊りはすごい迫力で、今度はちゃんと最後まで見たいな…と悔いを残してしまいました。
2002/09/22(SUN)
前日は賢治祭に参加しただけだったので、まったく花巻で遊べていません。そこで、この日も花巻へ向かうことにしました(笑)盛岡から新幹線で新花巻へ。新花巻からは路線バスで賢治記念館へ直行しました。まずはイーハトーブ館へ。特別展示はまた内容が変わり「宮澤賢治のごちそう博覧会」という、作品に登場する食べ物のレシピや香りを体験できるコーナーが設けられていました。なかなか面白い展示だったと思います。ついつい、時間を忘れて遊んでしまいました(^^;
花いっぱいの南斜花壇を登り、賢治記念館へ。前日は賢治祭ということもあって、入館無料だったそうです。ちょっと惜しいことをしました(笑)直筆原稿の展示は、前回と同じく「祭の晩」でしたが…さらに特別展示のコーナーがラウンジに設けられていて、そこでは「春と修羅」の直筆原稿が展示されていました。第一編のみとはいえ、「春と修羅」全ての作品を展示するだけのスペースがないため、期間を区切って入れ替えをしています。私が見られたのは「永訣の朝」や「松の針」「オホーツク挽歌」などでした。
バスの時間まで少し余裕があったので、久しぶりに童話村を散策してみました。土日祝日のみですが、誰でも乗れるミニSLが走っていたり、体験型ログハウス「賢治の学校」が完成していたりと、6年前の生誕100年記念のイベントが行われていたときとはだいぶ様子が変わってきています。数年後には、市立の博物館も新たに設置されるようです。
花巻駅行きのバスに乗り、上町で降りました。とりあえず、この界隈をぶらぶらすることにして、まずは賢治さんの生家横にある「蔵」へ。ここは期間限定で公開されているギャラリーで、訪れるのはこれで2回目です。前回とは多少展示が変わっていましたが、宮澤家で使用されていた道具類や書簡のコピーなど…狭いながらも、見応えがありました。前回はお茶をいただいたりしてつい長居してしまいましたが、今回はそのようなこともなく、全体を見学し終えてすぐに帰りました。そこから少し歩いて、エセナのぎんがぎンがへ。こちらも少し展示換えされていて、見ごたえがありました。
上町口からバスに乗り、里川口へ。そこから北上川沿いを歩き、向かうはイギリス海岸です。川岸の遊歩道工事も完了し、以前にもまして散策しやすくなっているのがうれしいです。しかし、川をのんびりと眺められる「指定席」には多くの先客が…(;_;)いつの間に観光地化してしまったのか、ちょっとびっくりしました。とてもまったりできそうな雰囲気ではないので、非常に短い滞在時間でその場を後にしました。
イギリス海岸から歩いて5分ほどの所に100円循環バスのバス停が新設されたので、そこからバスに乗りました。ひととおり花巻を散策できて満足したので、新花巻駅で降り、買い物のために仙台へ向かいました(笑)仙台では地域限定キティを探しただけで観光は全くしませんでした。仙台ではいつも、こんな感じです(^^;盛岡へと戻った頃には、すっかり日が暮れていました。ちょっとホテルで休んだ後、マリオスの展望台で夜景を楽しんできました。2年前に行った時には有料だったはずですが、いつのまにか無料開放になったようです。それとはあまり関係ありませんが、今までに盛岡で泊まったことのあるホテル5箇所のうち、いつの間にか2箇所が名称変更していたのもびっくりでした。盛岡もいろいろと変わったなぁ…と、夜景を見ながら考えてしまいました(^^;
(C) MOTOKO