釜石
2000/7/1(SAT)
6月の終わりに「ウィークエンドフリーきっぷが7/1で廃止される」という話を耳にしました。今まで山形への演奏旅行、花巻・盛岡への旅行、新潟・長野へのアルコン遠征等…何度もお世話になってきたこのきっぷがなくなってしまうのは、私にとってはかなりの衝撃で、これはもう一度ぐらい使わねば!と思いました(^^;そこで、もうすぐボーナスも入ることだし…と、花巻へ旅に出ることにしました(笑)
盛岡へは「やまびこ朝トクきっぷ」もありますが、どこへでも自由に行ける「ウィークエンドフリーきっぷ」は、「銀河鉄道の夜」に登場する、ジョバンニの「ほんたうの天上へさへ行ける」切符とどこか似ているような気がして、とても便利でした。
今後は3日間有効の「ゴーゴー3DAYSきっぷ」というのが登場するらしいのですが、花巻・盛岡だったら2日あれば十分だったので…これを使うかどうかはまだ未定です(^^;
とは言え…ただ花巻・盛岡へ行くだけでは物足りません。そこで今回は、釜石へ行ってみることにしました。花巻と釜石を結ぶ釜石線は「岩手軽便鉄道」としてスタートしたローカル線です。この路線は「銀河鉄道の夜」のモチーフになっているといわれ「銀河ドリームライン」の別名を持っています。各駅にはエスペラント語の愛称がついていて、車内アナウンスでも駅名の前にエスペラント語の愛称が呼ばれます。私が乗ったのは普通の車両でしたが、休日にはSLも運転されるそうで…今度はぜひ、それにも乗ってみたいと思っています。
新花巻で待つこと20分、2両編成の車両はそれほど混んでいませんでした。釜石までは2時間なので、途中で眠ってしまいました(^^;釜石に着いたのはちょうどお昼時。釜石といえば漁港。そして世界でも2箇所しかないという橋上市場が有名です。本当の市場なので、お昼頃にはもう競りも終わり、人通りが少なくなっています。しかし、中にある「まんぷく食堂」は満員でした。ここは橋上市場の食堂としてはかなり有名な店で、よくマスコミにも取り上げられています。店に入り、待つこと10分…はまちの照り焼きといくらが乗った「ハウマッチ丼」が運ばれてきました(笑)ネーミングはあまりイケてませんが、味は最高でした(^o^)これにお刺身と煮物、味噌汁がついて2300円でした。函館で食べた海鮮丼もよかったですが、こちらの方がずっとお得感がありました。花巻へは新幹線で気軽に行けても、なかなか釜石までは行けないので…今回は存分に味わってきました。駅の周辺を少しぶらぶらし、再び釜石線に乗りました。
峠を越え、川沿いを走り…車窓をぼんやりながめていると、イギリス海岸でぼーっと川の流れを見ているときと同じような…なんともいえない感じになりました。帰りの電車は、途中の宮守駅で降りました。駅から歩いて10分ほどのところにある釜石線の陸橋は「めがね橋」と呼ばれ、ここを走るSLはまさに銀河鉄道そのものです。残念ながら釜石線は1時間に1本しかないため、陸橋を渡る列車を見ることはできませんでしたが、よく写真で見る風景なので感動でした。ただ、今は陸橋の下に国道が走っていて、あまりムードがないのが残念です(^^;30分後に到着した急行に乗り、花巻まで戻りました。バスの営業所で時刻表をもらった後、再び急行列車に戻って盛岡まで行きました。いつもなら盛岡に泊まるのですが、今回は夜、花巻駅近くの壁画を見に行こうと思っていたのと、翌日は花巻で自転車を借りようと思っていたのとで、北上に泊まることにしました。なので盛岡では一瞬観光しただけで、新幹線で宿泊地の北上へと戻りました。
(C) MOTOKO