鹿児島
2005/09/10(SAT)
超割を利用して九州を縦断してきました。前の週は北海道で遊んで来たばかりだというのに…飛行機を使うと、日本を本当に狭く感じます。今回の旅の出発地点は鹿児島です。九州・中国地方に大きな被害をもたらした台風14号の影響を受けることなく、無事に到着しました。桜島には残念ながら雲がかかっていますが、雨は降らないようだったので、今回も自転車で周遊することにしました。
大久保利通銅像、西郷隆盛銅像、私学校跡を経て南洲墓地へ。ここからの桜島の眺めは最近のお気に入りですが、相変わらず雲がかかっていたのが惜しいです。たまたまツアー客と一緒になり、ガイドさんの話が聞こえたのですが、半次郎さんはおしゃれな人だったらしく、それを意識して墓石も一人だけ御影石を使っているそうです。そう言われて見ると、確かに半次郎さんのお墓だけ色が違います。人斬りと言われた半次郎さんだけに、そのようなエピソードはなかなか面白いです。ひととおり参拝を終え、西郷南洲顕彰館を見学してきました。目新しい物は特にありませんが、入館料100円で西郷どんの真筆が多数見られるのはお得です。
次は、仙巌園へ。自転車で行くのは初めてです。途中、森有礼生家跡を通りました。幕末には目立った動きは有りませんでしたが、明治政府では首相まで上り詰め、欧化政策を推し進めましたが、大日本帝国憲法公布の朝に暗殺されました。松方正義といい、森といい、鶴丸城や幕末の志士を多く輩出した加治屋町から離れたところで生まれた人々が、明治政府では大いに活躍しているのが不思議です。
仙巌園への道程は、大型車が行き交う狭いトンネルを通過するなど、自転車では少々危険でした(^^;何とか無事にたどり着き、見学開始です。広い園内をゆっくり散策できると思っていましたが、台風の影響で半分ほどが閉鎖されていました。また不運なことに、尚古集成館が改装中…桜島の全景も見えず、今回は見学して損した気分です。
帰りは海沿いの道を通って祇園之洲公園方面へ出ることにしました。こちらの方が眺めもよく、安全な道でした。行きも、少々遠回りでもこちらの道にしておけばよかったです。有名な両棒餅(ぢゃんぼもち)のお店が二軒並んでいるので、「平田屋」に入りました。ゆっくり座敷で、お茶と漬物をいただきながら桜島の眺めと両棒餅を楽しむ…いつも幕末史跡中心に散策をしている鹿児島ですが、こんな楽しみ方もあったんだなぁ、と思ったひとときでした。
自転車を走らせ、多賀山公園へ。ここには「東洋のネルソン」と称賛された海軍大将、東郷平八郎の遺髪塚と銅像があります。銅像は公園の最も高い場所にあり、そこからの桜島や鹿児島の町並みはまさに絶景。これで、桜島にかかる雲がなかったら最高なのに…という感じでした。祇園之洲公園にも立ち寄り、砲台跡や西南戦争官軍殉職者の慰霊碑を見て来ました。
残り時間が1時間を切ってしまったので、今回は維新ふるさと館の見学はパス。最後に加治屋町界隈をぶらぶらして、鹿児島中央駅に戻りました。短い時間でしたが、かなり充実した旅になったと思います。そして、この日の宿がある長崎を目指し、九州新幹線「つばめ」に乗りました。わずかに見える東シナ海を楽しみにしていたものの、出水付近から車窓は土砂降り状態。熊本で途中下車して観光する予定もキャンセルし、おとなしく長崎に向かいました。長崎駅に着いた時はまだ霧雨程度でしたが、ホテルに着いたころには土砂降り。長崎=雨のジンクスは、なかなか破れないようです(^^;
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