京都
2001/8/4(SAT)
淀屋橋から京阪電車で京都入りしました。四条や三条辺りまで行ってもよかったのですが、バスの一日券を持っていたので中書島で降りました。伏見は去年の7月以来約1年ぶりです。寺田屋の見学時間はすでに過ぎてしまっていたので、月桂冠酒造の酒蔵と、黄桜酒造のギャラリーを見学しました。試飲ができないのは残念でしたが(笑)、酒造りの手順や全国の銘酒紹介、CMの歴史などの展示があり、なかなか面白かったです。これらの酒蔵の建ち並ぶ一角と寺田屋の間には竜馬通りという商店街があります。規模は大きくありませんが、龍さんの人気を改めて感じました(^^;
バスで京都駅まで戻り、ホテルに着いたのは18時前です。しかし、まだ外は明るいのでちょっと遊びに行くことにしました(笑)まずは祇園へ。そろそろ舞妓さんが外出する時間かな?とぶらぶらしていたら、一力亭の前で遭遇できました。また、祇園の都路里は相変わらず長蛇の列でしたが、並んでいる人たちをお店の人がうちわで扇いでいたのが印象的です。そういうサービスも面白いなぁ…と思いました。
祇園からは循環系統のバスで「泉涌寺道」へ。もう19時近かったので、鍵が開いているかどうかは不安に思いつつ戒光寺墓地へ。しかしまだ明るかったためか、鍵も開いていました。初めてこの泉山の地を訪れたのは去年の9月。実際に墓参できたのは12月のことです。あれからまだ1年もたっていないのに、すでに6回もここを訪れているのはかなりのハイペースかもしれません(^^;しかし、京都に来たらここに来ない訳にはいかない!と思ってしまうのです。いくら研究書を読んでみても、平助や御陵衛士について伝えられている史実はわずかしかありません。藤堂平助という人が「本当に存在した」という事実を確かめるために、ここを訪れて墓碑を眺めるのかもしれません。
そろそろ日が暮れてきたので、バスで京都駅へ。まだバーゲン中のお店が多かったので、つい買い物をしてしまいました(^^;京都での買い物は新京極ですることが多かったのですが、最近は京都駅周辺に泊まることが多かったためか、お気に入りのお店が駅前に集中しています。
2001/8/5(SUN)
四条烏丸から循環バスで「泉涌寺道」へ。改めて墓参をした後は泉涌寺に行ってみることにしました。戒光寺墓地の横にある総門をくぐり、歩くこと数分。伊勢神宮の参道と似たような砂利道を抜けると仏殿が見えてきます。公開されているのは仏殿、舎利殿、歴代天皇の位牌が納められている霊明殿、月輪陵だけです。御陵衛士が護っていた孝明天皇陵は非公開でした。しかし、新選組の巡邏ルートが幕末当時の面影をほとんど残していないのに対し、ここの参道や建物は幕末当時と変わらない風景だと思います。
次はバスで京都国立博物館へ。龍さんの資料は2室で展示されていました。乙女姉さんやおりょうさん宛の手紙、近江屋の暗殺された部屋にあった、返り血のついた掛け軸や屏風の展示された部屋と、龍さんの定宿であった伏見の寺田屋に伝わる古いアルバムの写真紹介の部屋がありました。遺墨の方は、おりょうさんのことを家族に「妻」だと紹介する絵つきの手紙や、暗殺当日のことから葬儀までの詳細が書かれた高松太郎(坂本直)の報告書などが興味深かったです。写真の方は、おりょうさんと思われる女性の写真が発見された、ということで話題になっています。確かに残っている60代の時の写真と雰囲気が似ていて、おりょうさんだと言われても納得です。写真の後ろには「たつ」と書かれていて、おりょうさんの「龍」の字を「たつ」と読ませたのでは?という説明もありました。ただ、このアルバムに収められている写真にかかれた説明は必ずしも正しいものではないようで、真偽のほどは今後の研究待ちです。
ちょっと疲れてきたので、甘いものを食べに「東山安井」へ。高台寺前の都路里でパフェとわらびもちをいただきました。前回食べたあんみつよりも、抹茶ベースのわらびもちは美味でした♪月真院などを見て、そのまま祇園へ。前回よりはいくらか涼しいので、歩くのもそれほどつらくありませんでした。
祇園からはバスで京都市立図書館へ。ここの前庭に最近松陰先生の詩碑が建ったということで、見学に行きました。「山河」の詩碑で、「二十一回生猛士」の署名がありました。この図書館の建物は新しいのにレトロな雰囲気で、かなり私好みです(笑)また、向かいの市立美術館も煉瓦造りで、とてもいい雰囲気です。そうかと思えば、平安神宮のように和風の建物もあり、その調和がなんとも不思議な感じです。
京都駅行きのバスで三条河原町まで行き、イノダのアイスコーヒーを飲みながら鴨川沿いを歩きました。川床は下から見るとあまり風情がありません(笑)四条河原町から四条堀川経由で七条堀川へ。今回こそ本光寺を見学させてもらおうと油小路通を進みます。入り口の戸が開いていたので中へ。尼さんがいらっしゃったので資料をお願いするとあいにく品切れとのこと。残念でしたが、伊東さんが最期に腰掛けたという石は見ることができました。少しずつ目標を達しているので、次回は資料をいただけることを願いたいものです(^^;
まだ時間的な余裕があったので、京都御苑まで行ってみることにしました。バスを乗り換え、梨木神社へ。ここに奉られているのは三条実万と三条実美です。三条実美といえば七卿の一人で、明治政府でも活躍しました。この地は三条邸の跡でもあります。また、敷地内にある染井は京都三名水の一つに数えられています。この日も水を汲みに来た人々で混雑していました。
そのまま御苑内を歩き、丸太町へ。最後に壬生へ行こうと思ったのですが、あまり時間がなくなってしまったので今回は行けませんでした。それでも、1日半じっくりと京都を楽しむことができました。次回は2泊の予定なので、嵐山や鳥羽街道方面へも足を伸ばそうと思っています。
 伏見 |
 泉涌寺霊明殿 |
 京都国立博物館 |
 京都市立美術館 |
 本光寺 |
(C) MOTOKO