京都
2003/06/21(SAT)
このところ毎週のように大阪へ来ていますが、とりあえず今回で一段落となります。今まではフェスティバルホールでの公演が目的でしたが、今回は京都国際会館で行われる「ファッション・カンタータ From KYOTO」というイベントが目的なので、ずっと京都にいられます。このイベントには中村俊介くんがゲスト出演するということもあって、かなり行く気満々で計画を立てていたものの…応募していたイベントの入場券がいつまでたっても届きません。どうやら落選したらしいと気づいたのはイベント開催の1週間前でした(^^;しかし、すでに航空券もホテルも予約済みで、キャンセルするとかなり損をしてしまいます。最初はダメ元で会場まで押しかけるか…と考えていましたが、京都駅前で生中継が行われるという情報を仕入れたので、生で見られなくてもいいや…と気持ちを切り替えました(笑)
イベントのスタートは14時ですが、会場の座席は先着順なので、始発便を予約してしまいました(^^;並ぶ必要がなくなったので、かなり時間があります。そこで昨年末のリベンジとして広沢池に行くことにしました。「山越」バス停から少々迷ったものの、今回は無事に水のある池を見ることができました(笑)天気はそれほどよくありませんでしたが、水面に映る山々は非常に美しかったです。年末のあの風景が幻のようでした(^^;
今度は妙心寺へ行くことにしました。前回は大法院で紅葉を見ながら抹茶をいただいただけだったので、今回は境内の散策です。「征西日記」には「山門聞封堂本堂其外品々美を尽し候」とあるので、まずはそれらを探すことに。「山門」は南側に位置する三門で、朱塗りの「美を尽くし」た門です。「本堂」は重要文化財の法堂で龍の天井画が有名ですが、時間が合わず拝観できませんでした。「聞封堂」は開山堂で、こちらは非公開のようです。八郎は妙心寺で拝観した寺の名前をすべて誤記しています。境内は非常に広いため、特に「聞封堂」を探すのには時間がかかってしまいました(笑)
まだまだ時間はあるので、またもや「征西日記」に登場する「太秦明神」へ行くことにしました。この名前は正式名称ではないため、当初の調査では蚕ノ社であると判断しましたが…その後の調査で、広隆寺説も浮上してきました(^^;太秦には何度か行っていますが、広隆寺へは行ったことがなかったので、ちょうどいい機会だと思い行くことにしました。妙心寺からの距離は近いですが、直接この2つの寺を結ぶような交通機関がないため、いったん嵐山まで行って、バスを乗り継ぐことに。すぐに乗り継ぎができたので、30分ほどで広隆寺に到着しました。境内の拝観は自由ですが、有名な弥勒菩薩像(弥勒菩薩半跏思惟像)を拝観するには700円かかります。かなり高いですが、せっかくなので奮発してみました。仏像にはあまり興味がありませんが…ここの弥勒菩薩像は教科書には必ず登場するもので、一度は生で見てみたいと思っていたからです。四天王像に守られるように安置されている弥勒菩薩像はとても穏やかな表情で、見る者を惹きつける何かを感じました。しかし、私の目をくぎ付けにさせたのは、弥勒菩薩像と向かい合うように安置されている十一面千手観音です。腕が非常にリアルで、今にも動き出しそうな迫力に圧倒されてしまいました。拝観を終え、700円は高くはないと思いました(笑)
広隆寺を出たのは13時半。バスで京都駅へと向かいました。14時ジャストに京都駅に着いたものの、どこにも生中継をやっている気配がありません。会場として告知されていた「駅前広場」は、JRの改札〜バス案内所付近の吹き抜けになっているあたりだと思っていたので、その周辺+大階段の辺りまで探してみましたが、どこにも大型ビジョンはありません。最悪、14時の回はあきらめて16時と18時の回を見ようか…と思いつつ中央郵便局の方へ行ってみると、側面が大型ビジョンになっている車を発見しました(笑)その前にはパイプいすが50個ほど並べられていますが、誰もいません(^^;会場への入場は14時ですが、ショーのスタートは14:30だったようです。無事に最前列を確保し、スタートを待ちました♪俊介くんの出番は開始後10分くらいと開始後1時間くらいの2回。時間にしたらわずか10分ほどでしたが、モデル時代を知らない私にとっては夢のようなひと時でした(*^^*)いったんホテルに戻ったり、国際会館へ行ってみたりしつつ、結局3回とも見てしまいました(^^;国際会館へ行ったときには、入場券がなくても入れそうな雰囲気ではありましたが…場内は写真撮影が不可なのと、立見になってしまう可能性が高かったのとで中には入らず、パンフレットだけもらってきました。でも、とりあえず入って雰囲気だけでも確認してくればよかったかなーと、少々後悔しています。
2003/06/22(SUN)
ホテルを出た瞬間に雨が降り出し、ちょっとやる気のなくなる1日の始まりとなりました(笑)特に友達との約束もなく、伊丹発の最終便で帰るので、かなり自由に散策ができます。とは言っても雨なので、今回は遠出をせず、東山を重点的に散策することにしました。
まずは地下鉄で蹴上へ。南禅寺塔頭金地院の拝観です。南禅寺には何度も行っていますが、このお寺はいつもスルーしていました(^^;「西征日記」には、将軍家茂のお供としてこの寺を訪れたとの記載があるため、つい後回しになっていましたが…今回始めて拝観することにしました。現在は小堀遠州の庭が有名ですが、かつては家康の遺髪を納めた東照宮で有名でした。家茂がここに参拝しているのもそのためだと思われます。造営当初は日光と並ぶほど絢爛豪華であったといいますが、現在はひっそりと鎮座しています。庭の方はというと、今までなぜここを訪れなかったのだろう…と後悔するほど、すばらしいものでした。縁側に座り、しばらくぼーっとしていると何ともいえない充実感を得られました。ここはかなりの穴場スポットかもしれません。
南禅寺へも行ってみましたが、こちらは観光バスが何台も止まっていて大混雑。さっさと帰りました(笑)蹴上から地下鉄で一駅の東山で降り、今度は知恩院へ。こちらも、何度も前を通っているにも関わらず、拝観は初めてでした。ここの三門は日本最大で、重要文化財にも指定されています。東大寺南大門の時と同様、その大きさに圧倒されていると…敷居に腰掛けてタバコを吸っているDQNを発見してしまいました(-_-)貴重な文化財を守るためにも、防犯カメラを設置するなどして、ちゃんとチェックしてもらいたいものです…。気を取り直し、長い石段を登って境内へ。御影堂には有名な「左甚五郎の忘れ傘」があります。しかし案内板の上を何度も見ましたが、見つけられませんでした(;_;)ぜひ次回はリベンジしたいものです(笑)こちらの大方丈・小方丈庭園は拝観が可能ですが、先ほどの金地院で満足してしまったので今回はやめて起きました。
知恩院から円山公園を経て八坂神社へ。そして高台寺…と、よくありがちな観光コースをたどってみました(笑)高台寺の都路里で小休止。この頃には雨も上がっていました。そしてなかなか行けなかった霊山歴史館へ足を運びました。常設展示のため、特に目新しいものはありませんでしたが、かなりの数の見学者がいることに驚きました。私が史料を物色している横で、グッズを購入していった人たちの購入物から推測するに、新選組目当てではなく多くは龍さん目当てのようです。何か龍さん関連のイベントなどがあったのでしょうか?霊山護国神社も多くの参拝者がいるようで、少々不思議に思いました。私はというと、霊山護国神社に合祀されている志士たちを紹介している本と、見学できなかった「伊藤博文展」の図録、新選組ネタが載っている紀要など控えめな買い物をしました(笑)
まだ時間に余裕があるので、奥之院御本尊を特別拝観中の清水寺へ。予想通り、多くの人でごった返していましたが…なるべく早めに拝観しておきたかったのでチャレンジすることにしました。意外と特別拝観をする人は少なく、スムーズに御本尊の前へ。小さいながらも麗しい御本尊でした。その手には綱が結ばれており、参拝者はこれに触れることによって縁を結ぶことができます。長野の善光寺では外に置かれた回向柱と綱が結ばれていましたが、こちらは本堂内の柱と結ばれており、御本尊との距離を感じさせません。こちらの方が、善光寺よりも御利益ありそうです(笑)3年前に御開帳された本堂の御本尊は、厨子の中に安置されていました。拝観後は奥之院から本堂をぼーっと眺め、下山。五条坂を下り、八坂の塔の前を経て清水道バス停へ抜けました。
清水道からはバスで泉涌寺道へ。やっと戒光寺墓地に行けます(^^;本当は前日に、中継の合間を縫っていこうかと思っていましたが…ゆっくり墓参をしたいので後回しにしてしまいました。2週間前と何も変わらない風景になごみつつ、平助の墓参をしました。大河ドラマは毎週最後にゆかりの場所を紹介するコーナーがあるので、おそらくここもいつかは紹介されると思います。それまでにこの線香鉢の修復がされていればいいのに…と思ってしまいました。
残り時間は1時間半ほどなので、最後に御所へ行くことにしました。蛤御門や梨木神社は何度も行っているので、今回は「西征日記」に登場する中川宮邸跡の散策です。中川宮邸跡は、現在宗像神社となっています。地下鉄で九条から丸太町まで行き、南西の入口から入ると、ある建物が気になりました。それは九条邸跡の拾翠亭。公家の旧宅をそのまま残しているのは御所内ではここだけで、土曜日だったら見学ができるそうです。いい情報を仕入れました(笑)そのまま堺町御門の方へ行き、鷹司邸跡をチェック。そして宗像神社へ。神社としては非常に小さいですが、邸宅跡だと思うとなかなかの広さです。まだ1時間ほど余裕があるので、さらに足を伸ばして西陣まで行ってみることにしました。地下鉄で今出川まで行き、ぶらぶら歩きながら堀川今出川へ。八郎もこの界隈を何度か散策したことが「西征日記」に記されています。散策中、霊光殿天満宮という小さな神社を見つけました。「天下無敵必勝利運」という額のインパクトに圧倒され、ふらっと境内へ。地図にも載っていないような小さな神社ですが家康とのゆかりがあり、合祀もされているそうです。試験前なので、必勝祈願をしてきました(笑)堀川通りをさらに西へ進み、西陣らしい風景を探しているうちに残り時間が30分を切っていることに気がつきました(^^;急いでホテルへ戻り、荷物を持って京都駅へ。直接伊丹空港へ向かうなら新大阪で降りてバス…が一番早いのですが、先週も時間切れで行けなかったサンリオ梅田GGへ立ち寄るため梅田へ。目的の物は買えたものの、伊丹到着は出発20分前と非常にぎりぎりでした(^^;
(C) MOTOKO