京都
2004/11/27(SAT)
1ヶ月前にびわ湖ホールアルコンで京都に滞在した際、次に京都へ来られるのは12月末だろう…と思っていました。暇が無いことに加え、この時期の京都にホテルを確保するのは至難の業です。しかし、11月のみの期間限定公開のお寺があり、ぜひそこは拝観したい…という気持ちが強くなり、出発の2週間ほど前から宿探しを始めました(笑)1週間前になり、大津の宿が見つかったので飛行機の予約を確保し、出発しました。ただ、この週末はSETの本公演千秋楽を池袋に観に行く予定があったので、帰りは16時の飛行機に乗らないと間に合いません。滞在時間はわずかでしたが、それでも行きたいところはほとんど行くことが出来たのでよかったです。
モノレール+阪急を乗り継いで京都へ。大津まで行く時間がもったいなかったので、京阪四条駅に荷物を置いていきました。そして京阪で東福寺駅へ。いつもは空いている駅も、紅葉のシーズンということもあって大混雑です。最初の目的地は東福寺の境内の一番奥にある即宗院です。しかし、ここへ行くまでが大変でした(^^;臥雲橋で紅葉を撮影する人々を掻き分け、通天橋の入場待ちの列を掻き分け…10月末は誰もいなかったのに、不思議なものです(笑)
即宗院は11月限定公開のお寺で、裏山にある薩摩藩招魂場が見学できるのもこの1ヶ月間だけです。そこにあるは西郷隆盛揮毫によるものです。大きな招魂碑がいくつも並んでいますが、ほとんどが風化していたり壊れていたりと時間の流れを感じます。このお寺のお庭を見学に来た人々は次々とこの招魂場までやってきますが、熱心に見学して行く人と入口の石の鳥居を見て引き返す人と二分していたのが面白かったです。また、この即宗院の庭園は200年以上の歴史がある古いもので、池に映える紅葉がとてもきれいでした。
再び人ごみをかき分けて臥雲橋を渡り終えました。次は戒光寺へ。11/18、平助たちの命日に初めて執り行われた「御陵衛士忌」の名残で、お花やお賽銭がすごいことになってます。前代未聞の事態です(笑)彼らの塔婆が立っているのを見たのも初めて。急に今になってこんなに盛り上がるのも失礼じゃないかな…と思いつつも、花も無くいつもさびしかった御陵衛士墓所が、このように整備されたのはちょっとうれしかったです。
お昼は久しぶりに「光泉洞寿み」に行こうと思い、バスを待っていましたが…泉涌寺道からは乗れないほどの大混雑です(^^;バスはあきらめ、東福寺駅まで歩いて京阪で三条まで行きました。地下鉄に乗り換えて京都市役所前駅で降り、堺町御池へ。混んでいましたが、カウンター席にすんなり入れました。おいしいランチをいただいた後は、烏丸御池まで歩いて地下鉄に乗りました。国際会館駅まで行き、バスに乗り換えて岩倉へ。先日、テレビで放送されて有名になった岩倉実相院の「床もみじ」を見学…というのは主目的ではなく、実相院で実施されている幕末期の「実相院日記」特別公開の見学が主目的です。臨時バスが出ていたので、もしかしたら大混雑かも…と覚悟はしていましたが、予想以上の混雑っぷりにびっくりしました(^^;とりあえず建物には入れたものの、「床もみじ」が楽しめる部屋付近は身動きが取れません。「実相院日記」の展示スペースが隣接しているので、こちらを見学するのも一苦労でした。「床もみじ」とは、庭園のもみじが磨き上げられた床に映った状態ですが、この日はやや曇り気味だったのでテレビで紹介されたほどきれいには写っていませんでした(笑)大混雑の「床もみじ」より、庭園の紅葉を直接見た方がきれいでした。
帰りは叡電岩倉駅まで歩き、出町柳へ。出町柳駅と百万遍交差点の間にある思文閣美術館で開催されている「長州志士の軌跡 幕末維新展 〜直筆が語る実像〜」を見学しに行きました。京大図書館の公開企画展ということで、旧長州藩士・品川弥二郎が寄贈した史料が多数展示されていました。「長州志士」と銘打っていますが、中には河上彦斎や佐久間象山など他藩の人々の遺墨も含まれています。ほとんどの書簡は屏風に張られているので、解説が無いものも、実はかなりメジャーな人の書簡だったりしたのが面白かったです。例えば、久坂玄瑞の書簡、と解説がある屏風の右上には、村田蔵六(大村益次郎)や入江九一の書簡があったり…。それぞれの書簡の署名をじっくり見て「おおっ!」と気づくような、宝捜しのような気分で展示に見入ってました。また、霊山のように大河ねらいな展示が全く無いので、いわゆる「観光客」がほとんどいなかったのも快適でした。
今回の旅の目的はほぼ達成できました。あとは時間の許す限り、紅葉を楽しもうと思い、京大前から錦林車庫方面行きのバスに乗りました。そして真如堂前で下車。最近、かなりお気に入りの真如堂に行きました。ここも普段はほとんど人がいないお寺ですが、紅葉が有名なので驚くほどの混雑ぶり。観光バスも停まっていました。混雑していたものの、お目当ての紅葉はまさに見頃でした。特に五重塔周辺は本当にきれいで、JR東海のCMっぽいなーと思いながら境内を散策してきました。会津藩墓地を経由して金戒光明寺に行くと、こちらはほとんど人がいません。本堂の拝観時間が終わっていたためだと思いますが、真如堂との人口密度の差にまた驚きでした。
岡崎神社前からバスに乗り、烏丸丸太町で地下鉄に乗り換えて京都駅へ。京都駅で11月末まで開催されていた大河ドラマのパネル展を見学してきました。出演者のパネルを見ながら、もう平助も山南さんも源さんもいないなぁ…とちょっとさびしくなりました。この1年、ブームに踊らされつつも貴重な史料に触れられたり、特別公開の場所に入れたりと恩恵もたくさんあったことを思い出しました。しばらくはこのブーム、続くのでしょうか?それとも、来年になったらあっさりと義経にシフトしてしまうのでしょうか(^^;今後が気になります(笑)
地下鉄で烏丸御池まで行き、京都市役所でいったん乗り換えて宿泊地の浜大津まで行きました。ホテルにチェックインした後、再び京都に戻って織寶苑というお庭のライトアップを見に行きました。このお庭明治期の豪商の庭園で、公開は10年前から。ライトアップは今年が初めてということです。永観堂に近いので、混雑しているかな…と思いましたが、行ってみると数人しか見学者がいません。閉園時間まであと30分だったためか、まだメジャーではないのか理由はわかりませんが、池に映る美しい紅葉をゆっくりと堪能できました。来年以降、またライトアップが行われるかどうかはわかりませんが、かなりいい場所を見つけました♪
2004/11/28(SUN)
16時の飛行機で帰るので、14時過ぎには京都を出ないと間に合いません。しかも、この日は急に連絡したにも関わらず友達2人がお昼を一緒に食べてくれることになったので、あまり観光する時間はありませんでした。浜大津から三条京阪まで行き、再び東福寺へ(^^;しかし、東福寺はスルーして戒光寺墓地に行きました。平助のお墓参りをして、今度は五条坂まで大混雑のバスに揺られました。前回、9月に訪問した時は発見できなかった梅田雲浜の墓所を探しに、安祥院へ。日限地蔵にお参りをし、墓地へ。うろうろすること数分、やっと発見できました。お参りを終えると、お寺の方が「お墓、すぐわかりましたか?」と声をかけてくれました。梅田雲浜についての話をいろいろと聞けたので、お礼を言ってその場を後にしました。
そして清水寺へ。といっても清水寺はスルーして、塔頭の成就院を拝観しました。幕末の勤皇僧・月照ゆかりのお寺で、拝観できるのはこの時期だけです。拝観できることを昨日知ったので、急遽予定に組み込んでみました(笑)京都の街を一望できる庭園は水琴窟もあり、静かで心地よかったです。紅葉の色づきは3〜4分程度で惜しかったのですが、ぼーっとお庭を眺めながらのんびりしてきました。
バスも道も混んでいるので、八坂の塔から高台寺、祇園と歩いて行きました。祇園の書店で「京都検定」のテキストを購入し、四条京阪前からバスに乗りました。待ち合わせの時間までまだ少し余裕があったので、四条高倉の大丸で大丸オリジナルの新選組キティセットを購入(笑)待ち合わせ場所には、大きな紙袋を持って現れることとなりました(^^;「こ豆や」で昼食を取り、イノダでお茶して私は空港へ。慌しい2日間でしたが、行きたいところは全て制覇できてよかったです♪
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