長崎
2000/3/10(FRI)
2000年代初の(出張以外での)旅行は、長崎です。ほぼ1年前、「卒業旅行 Part2」と題した九州一周+αの旅で2泊していますが、その時は実質1日しか観光できなかったため、今回は3日間じっくり見て回りたいと思っていました。しかし、予定していた帰りの飛行機が満席だったので、最終日は午前中しか時間がなくなってしまいました。本当なら、初日・2日目は長崎、最終日はハウステンボスへ…と考えていましたが、ハウステンボスは次回にすることにしました(;_;)
長崎空港に到着したのは11時。小さな飛行機だったので、かなりゆれました(^^;バスで長崎駅まで行き、駅前の観光案内所で電車1日乗車券を2日分購入し、ホテルに向かいました。今回のホテルは活水女学院やオランダ坂のすぐ近くで、大浦地区を観光するにはかなり便利な場所でした(^^)
荷物を置いて、まずは東山手地区町並み保存センターへ。ここは2度目だったのですが…案内のおばちゃんがいろいろと解説をしてくれました。わざわざ地図を書いてくれたり、おすすめの場所などを教えてくれたり…至れり尽せりな感じでした。中でも、東山手地区町並み保存センターのガラスは、原爆の爆心地に近い方は割れて、遠い方は建物が建てられた当時のまま残っている、という話はガイドブックなどには載っていないので、ちょっとびっくりでした。確かに古い方のガラスは厚く、遠くから見ると少しゆがんでいます。しかし、近くで見るとゆがみがなくなってしまうのです。大浦地区は、それほど原爆の被害を受けていなかったと思うのですが、このガラスを見てそうではなかったんだな…と実感しました。
併設の古写真資料館などを見て、次は大浦天主堂に行きました。平日の昼間なので、観光客の団体や修学旅行生でちょっと混んでました(^^;しかし、おばちゃんおすすめのステンドグラスから光がさしこんでいる風景を見ることができたので、それで満足でした(笑)前回は雨が降っていたので、あまり光がさしこんでいるという気がしませんでしたが…今回は天気もよく、本当に美しかったです。
グラバー園にも、たくさんの人達がいました。前回訪れたのは夜だったので、ライトアップがきれいでしたが…昼間はレトロな建物の全体像や長崎の街並みをはっきりと見ることができます。旧三菱第2ドックハウスや旧グラバー住宅はリニューアルしたということで、前回よりも見所がたくさんだったような気がします。ただ、グラバー邸にあった龍さん・中岡さんの人形がなくなってしまったのはちょっと残念でした(^^;
時間は3時近くになっていました。せっかく長崎に来ているのだから、ちゃんぽんが食べたいな…と思い、電車で新地まで行きました。しかし、ほとんどの店はお昼と夜の営業のようで、準備中でした(;_;)仕方がないので食料を調達し、思案橋電停近くのカステラ屋「福砂屋」で一番小さなカステラを買ってホテルに戻りました。この「福砂屋」の近くには、幕末の志士たちも通ったという料亭、花月があります。ランチタイムはお手ごろな値段だそうですが…次の日のお昼は、絶対にちゃんぽん!と決めていたので(笑)今回は写真だけで我慢です(^^;
ホテルに戻り、少し休んだ後は夜景バスで稲佐山展望台に行きました。ここから見る夜景は、日本三大夜景の一つといわれているだけあって、確かにすばらしいものでした。その後はライトアップされている浦上天主堂、めがね橋にも行きましたが…この夜景バスの運転手さんはご自身も被爆されたそうで…車内でそのことについてもお話してくれました。美しい夜景も、50数年前の焦土と化した風景も、同じ長崎なんだな…と思うと、ちょっと複雑な気持ちでした。
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| 旧三菱第二ドックハウス | 旧グラバー住宅 | 料亭花月 |
稲佐山からの夜景 |
2000/3/11(SAT)
今回のホテルは朝食つきです。そのためか、普段会社に行っているのと同じような時間に起きてしまいました(^^;ちょっと損した気分です…しかも、外は雨が降っています。長崎らしいといえばそうなんですが、やっぱり晴れてほしかったです(;_;)
気を取りなおして、最初に向かったのは風頭山です。前回はバス停がわからず、かなり迷いましたが…今回は「浜の町」からすぐに乗ることができました。バス停から風頭公園までは歩いて2〜3分です。山頂だからか、風も雨もかなり強くなってきました…しかし坂本龍馬銅像の前まで来ると、そんな風も雨も気にせず、写真を取りまくりました(笑)ここからも、長崎市内を一望できるのですが…雨でかすんでしまって、残念でした。
10分ほど下った所には、亀山社中跡があります。土日祝日には見学ができるので、今回は中を見ることができました。思っていたより狭く、壁には龍さんとかかわりのあった人を中心に、多くの志士たちの写真や絵、風景写真などと説明文が飾られていました。特に興味深かったのは、「西郷隆盛の心霊写真」です(^^;西郷さんは写真が嫌いだったので、上野や鹿児島の銅像はキヨソネの肖像画をもとに作られているのですが…この写真はある寺の住職が、西郷さんの姿を念写したものだそうです。肖像画よりちょっと細面でしたが、目や鼻の形は肖像画そっくりでした。鹿児島の西郷南洲顕彰館にはなかったものなので、その真偽のほどは…と思ってしまいました(^^;
「竜馬通り」と呼ばれている石畳の坂道を下りきると、たくさんのお寺がある地域に着きます。これらは豊臣秀吉の時代に、キリシタン信仰に対抗するため、京都のお寺(清水寺など)と同じ名前で建てられた、とのことです。そして、中島川にかかる石橋もその頃作られたもので、ほとんどが寺への参道となっているため寺に向かってまっすぐ…川に対しては斜めにかかっているものもあるそうです。それも、ちょっと意外な話でした。
時間はまだ11時半です。お昼にはまだ早いので、電車でシーボルト記念館に行きました。シーボルトというと、まだ日本が鎖国の時代に来日し、国外に地図を持ち出そうとして追放された…という知識ぐらいしか持っていなかったのですが、実は青木周弼や松本良順など、幕末の医師たちを育成していたということで、さらに興味が深まりました。この記念館は3階建てで、資料の量も充実しています。それなのに入館料が100円というのは驚きでした(笑)全体的に、長崎の資料館は入館料が安いと思います。とてもお得な感じでした(笑)
蛍茶屋電停に着いたのは1時ちょっと前でした。お昼にはちょうどいい時間帯です(笑)石橋行きの電車で築町まで行き、「四海楼」というお店に入りました。ここはちゃんぽん発祥の店として有名で、ちょっと時間帯をずらしたにもかかわらず、店内は満員でした。実際食べてみると…とにかくスープが美味で、満員状態もうなずける感じでした(^^)次回、長崎を訪れるときにもここには必ず寄ろうと思いました。
再び電車に乗り、今度は浦上天主堂へ。ライトアップされた天主堂もきれいでしたが、昼間もなかなかステキです。雨だったのでステンドグラスにはあまり光はさしこんでおらず、残念でした(;_;)
如己堂を経由して、次は平和公園へ。平和記念像を初めて後ろから見ました(^^;爆心地を通って、原爆資料館に行きましたが…修学旅行生で大混雑でした(^^;それまで、あまり修学旅行生が行かないようなところばかりだったので、ちょっとペースを崩された気分でした(笑)昨日のバスの運転手さんのお話を聞いていただけに、今回は数々の展示品を見るのがちょっとつらかったです。しかし、忘れてはいけないことだとあらためて思いました。
最後に、長崎くんちのメイン会場である諏訪神社と、長崎駅そばの日本26聖人殉教の地に行って、この日の観光は終了です。かなり歩いたので、くたくたでした(^^;
2000/3/12(SUN)
飛行機の出発時刻は13:20です。しかし、ホテルのチェックアウトは11時だったので、朝食後旧香港上海銀行長崎支店記念館と旧長崎英国領事館 野口彌太郎美術館を見学してきました。
香港上海銀行は内装が凝っていて、私の好きな雰囲気でした。旧英国領事館の方は当時のままという感じで、ちょっと古さが目立つな…と思いました。最終日までしっかり観光できたので、大満足な気分で空港に向かったのですが…乗る予定の飛行機が遅延しています(;_;)1時間10分の遅れということで、500円の喫茶券ももらえたし、まぁお昼でも食べて待つか…という感じでしたが(^^;14:40に飛行機は無事離陸し、16時過ぎには東京に戻ってきました。長崎は2泊でも足りないような感じだったので、また近いうちに行きたいと思います(^o^)
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| 旧香港上海銀行長崎支店 | 旧長崎英国領事館 |
(C) MOTOKO