奈良
2003/06/16(MON)
前日はALFEEのライブに参加後、大阪に宿泊しました。前日は大阪市内の観光をしたので、この日は奈良まで足を伸ばすことにしました。いつも京都ばかり行っているので、少し気分を変えてみたかったのと、「西征日記」に大阪から奈良へ遊びに行ったという記述があるので、八郎の行動を真似してみたかったためです(笑)事前に奈良好きの友達から情報を仕入れ、ある程度の散策プランを立ててから奈良へと向かいました。
近鉄奈良駅には、近鉄難波から1時間もかからず到着しました。大阪を出るときから降っていた雨は、まだ止んでいません。フリー切符を持っていたので、歩いて10分ほどの興福寺までバスで移動することにしました。奈良には世界文化遺産に登録された寺院が点在していますが、ここもそのうちのひとつ。710年に建立されたという非常に古いお寺で、仏像や五重塔などの国宝が数多く残されています。バスを降りると鹿がお出迎えしてくれました(笑)ここの五重塔+鹿という風景は、まさに奈良といった感じです。仏像にはそれほど興味がないので、東金堂、五重塔、南円堂、不動堂と拝観し、猿沢池へ抜けました。「征西日記」には『猿澤の池の辺り迎判屋泊り』と、この周辺に宿を取ったことが記載されています。「迎判屋」は現存しませんが、現在もこの猿沢池周辺はホテルや旅館が多く立ち並んでいます。再び興福寺の境内に戻り、三重塔や北円堂、修復工事中の中金堂などを見てから次の目的地、春日大社に向かいました。
春日大社行きのバスに乗り、終点で下車するとすぐに参道です。徐々に雨が強くなり、本殿付近に到着した頃には土砂降り状態になっていました。本殿に直接参拝することはできず、やや遠い幣殿から参拝するか、特別拝観の中門前から参拝するかのどちらかです。せっかくなので、特別拝観を選択。重要文化財指定を受けている中門は平安時代末期の建築で、どことなく下関の赤間神宮に似ていました。本殿はこの門の奥に鎮座しています。参拝後は、こちらも重文指定の内侍殿を見学。中にはご神木が安置され、畳にあがって参拝できます。笙の音が流れ、どことなく厳かな雰囲気でした。帰り道は有名な朱塗りの廻廊を通り、バス停へ。次は東大寺の拝観です。
春日大社方面からのバスは東大寺参道前より少し奈良駅寄りの、奈良国立博物館の前にあります。この国立博物館も見学したかったのですが、月曜は休館です。私好みのレトロ建築な本館を撮影し、東大寺に向かいました。石畳の参道で滑らないように気をつけながら、10分ほど歩くと南大門です。中学時代に訪れたときにはおそらくスルーしてしまったので、あまり印象に残っていませんでしたが…改めてみてみると、そのスケールの大きさに圧倒されます。そこからさらに3分ほど歩くと大仏殿です。こちらのスケールの大きさは言うまでもありません。東西57m×南北50.5m×高さ48.7mという、世界最大の木造建築です。東大寺の大仏こと盧舎那大仏像は高さ15m。その迫力に圧倒される一方、穏やかで少し不思議な雰囲気のする表情に魅了されました。なぜか大仏殿内も撮影OKだったので、何枚か撮影してきました。大仏殿の拝観後は、友達お勧めの二月堂へ行きました。二月堂は大仏殿裏手の坂を登り、鐘楼、三月堂を通り過ぎた奥にあります。建物は傾斜を利用した造りで、清水の舞台を小さくしたような感じです。ここは東大寺のお水取りが行われることでも有名で、お水取りが旧暦2月に行われていたことから「二月堂」の名前がついたそうです。悪天候のため視界があまりよくなったのが残念ですが、晴れた日であれば奈良の街を一望できるそうです。
二月堂でだいぶまったりしたので、三月堂、手向山八幡宮と拝観をして若草山のふもとへ。しかし、若草山は開山期間が定められていて、春季は前日の6/15まででした。仕方がないので東大寺参道方面へと戻りました。そこからバスに乗って近鉄奈良駅へ。商店街をぶらぶら散策しつつ、ならまち方面へと向かいました。ならまちは奈良でも最も古い街で、昔ながらの雰囲気をそのまま残しています。京都の祇園や金沢のひがし茶屋町など、他にもこういった街並みは残っているところは多いですが、商業地域化されているのが気になるところです。ならまちは、日常生活に溶け込んだ古い街並み、といった印象を受けました。散策後、友達に聞いた柿の葉寿司の老舗「平宗」へ行こうと猿沢池方面へ歩いていきましたが…月曜休業でした(;_;)新しいお店を探すのも面倒だったので、そのまま近鉄駅へ。京都行きの急行もあったため、かなり迷いましたが…前日、行き残したところに行くため、まっすぐ大阪へと戻りました。ちなみに、柿の葉寿司は伊丹空港でGETできました(笑)
(C) MOTOKO