HOME > 諸国漫遊記 > 旅行記(中国) > 大原
テーマ:その他

大原

2003/05/04(SUN)

 前日は倉敷でのALFEEライブに参加し、倉敷に宿泊しました。この日は鳥取でのライブに参加するので、岡山〜鳥取の移動プランをいくつか考えました。時間や費用などを検討した結果、今年の大河ドラマ「武蔵」の主人公、宮本武蔵の出身地だと言われている大原町を訪ねるプランに決定しました(笑)

 倉敷から普通電車で上郡まで行き、そこからは智頭急行で約1時間。その名も「宮本武蔵」駅が、この旅の出発点です。小さな駅ですが、壁には武蔵の自画像がプリントされています。高架ホームを降りたところには、武蔵、又八、お通の子供時代の銅像がありました。駅前にはこの銅像しかありませんが、約1kmほど離れたところには生誕の地や資料館などが集中しています。歩いて行ってもよかったのですが、たまたま周遊バスが来たのでそれに乗りました。

 バスが到着すると…駅前の閑散とした風景からは想像できないほどの人、人、人…駐車場に入りきれない車で道も大混雑。ゴールデンウィークということもあるのでしょうが、大河ドラマの影響がここまですごいとは思いませんでした(^^;来年は日野や壬生がこんな状態になるのかと思うと、めまいがしそうです(笑)

 気を取り直して、まずは大河ドラマテーマ館を見学。ドラマのストーリー紹介パネルや小道具の展示、メイキング映像の上映など、ドラマを見ている人にとってはなかなか面白い内容だったと思います。見学者の中には、明らかにドラマを見ていないであろう反応を示している人が多く、おいおい…とつっこみを入れたくなってしまいました(^^;

 このテーマ館裏手にあるのが武蔵資料館です。ワンフロアの小さな資料館ですが、武蔵直筆の書画や刀剣類が展示されています。中でも私が気になったのは日本刀、上総介兼重です。上総介兼重は津藩のお抱え鍛冶ですが、藩祖藤堂高虎に引き合わせたのが武蔵だったというのは初耳でした。兼重といえば、新選組副長助勤・藤堂平助の愛刀としても知られています。非常に高価な刀であり、津藩お抱え鍛冶ということもあって、平助が津藩の落胤であるという話の信憑性を増しています。今まで各所で日本刀を見てきましたが、兼重を見るのはこれが初めて。平助の刀は池田屋騒動の際にぼろぼろになってしまったため、現存しませんが…おそらく、このような刀であったのでしょう。しかし、ふと考えてみると…ここにあるのは武蔵が本当に使っていた刀。400年の時を経て、今も変わらぬ鈍い光を放っていることに、何とも言えない感動がありました。

 資料館周辺は庭園として整備されていて、同じ敷地内には青年期宮本武蔵像武蔵武道館があります。普段はただの庭園なのでしょうが、とにかく人の多さに驚くばかりでした(^^;全くのんびりできないような状況なので、移動を開始。この一角と道路を挟んだ向かい側にある讃甘神社は、武蔵の幼年期の遊び場であったといいます。そして神社とは、川を挟んだ隣にあるのが宮本武蔵生誕地です。現在は生誕地を示す石碑や、武蔵の供養塔などが建てられています。すぐ隣にある平尾家住宅は武蔵の姉の嫁ぎ先。武蔵がこの地を旅立つ際、立ち寄ったとされています。そこから上り坂を少し登ったところには武蔵神社という神社があります。非常に小さな神社ですが、その裏手には武蔵一族墓所があります。あまりに参拝者が多いためか、墓所へは行けないようにロープが貼られていました(^^;そこまでしなくても…と思いつつ、その場を後にしました。

 14時台の特急で鳥取へ向かおうかと思っていましたが、1本早い普通電車に乗れそうだったので急いでバス停へ。大原駅で少し待ち、普通電車で智頭駅へ。智頭急行内も1時間1本しかありませんが、智頭から鳥取への電車の本数も非常に少ないです。結局、1時間後の特急が一番速いので、ちょっと遅めのお昼を食べながら待つことにしました。そこで、駅前にあるお豆腐屋さんの2階にあるお店へ。「生湯葉ラーメン」が名物だと言うことで、それを注文。しょうゆ味で、なかなかおいしかったです。あと20分で特急が来るので、駅へ戻ると…鳥取行きのバスがいます。こちらは間もなくの発車のよう。何となくバスの方が特急より早く着きそうな予感がしたので、乗ってみました。予想通り、特急より10分早く鳥取へ到着。しかも、料金は1/3でした(笑)

宮本武蔵駅三体像 青年期宮本武蔵像 大河ドラマテーマ館 宮本武蔵生誕の地 武蔵神社 宮本武蔵墓所
宮本武蔵駅三体像宮本武蔵像大河ドラマテーマ館宮本武蔵生誕の地武蔵神社宮本武蔵墓所



(C) MOTOKO