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彦根

2002/12/30(MON)

 京都からの帰りは、18きっぷで関西空港まで行き、そこから飛行機に乗る計画を立てていました。しかし、京都から関空までは微妙に18きっぷ1回分の値段よりも安いので、この日は京都からちょっと離れた所へ行ってみようと思っていました。そこで、白羽の矢が立ったのが彦根です。幕末の藩主、井伊直弼の史料や国宝の彦根城を見てみたかったのがその理由でした。

 京都駅から新快速で約1時間。彦根は京都よりもさらに冷え込んでいました。駅の観光協会で地図をGETして…と思っていたら、なんと年末休業中(;_;)バスもなく、駅の案内板を見た限りではけっこう遠そうだったので、タクシーを使ってしまいました。ところが、運転手さんから耳寄り情報をGET(笑)彦根と水戸は、桜田門外の変での敵対関係を乗り越えて、現在姉妹都市提携をしているそうです。その水戸から送られた梅は早咲きで、すでに何本か咲いているとのこと。その梅の所までタクシーを着けてもらいました。まだ2分咲程度でしたが、こんなにも早く梅が見られるとは思っていなかったのでなんだかうれしくなってしまいました。

 お城への入場口へと進むと、井伊家所蔵品などを展示している博物館は年末休館で、天守閣と庭園の玄宮園のみしか見学できないとのこと。観光協会といい、彦根は年末休館が多いなぁと思ってしまいました(^^;天守閣へと続く道は不揃いな石段で、登るのに非常に苦労しました。敵の侵入を防ぐために、わざわざ不揃いにしてあるとのことですが、登るまでにそうとう疲れてしまいました。

 まず目に飛び込んできたのは天秤櫓という左右対称の建物です。これは長浜城の大手門を移築したものと伝えられているそうです。これをくぐってさらに登ると、12時を知らせる時報鐘の音が鳴り響いています。ちょうどいいタイミングで登城できたようです。そして、やっと天守閣に到着。展望所からは琵琶湖が一望できました。天守閣はというと、想像していたよりも新しいような印象を受けます。しかしこの城は国宝指定を受けている4つの城のうちの1つ。(残りは松本城、犬山城、姫路城)そのすごさは、中に入ってわかりました(^^;

 私は国宝4城のうち、松本城のみ内部を見学したことがあります。しかし、高知城や松山城など重要文化財指定を受けている城もいくつか見学しています。それらに共通しているのは、急な階段…彦根城もご多分に漏れず、すべての階段が非常に急でした。手すりがあっても危険を感じてしまうほどです。しかし、展望所から見た琵琶湖がすばらしかったので、天守閣の一番上からも見てみたいと思い、50度くらいの角度はあるのではないかと思う階段を、無理してすべて登り切りました(^^;確かに、天守閣からの眺めもすばらしかったですが…帰りは急な階段を下りなければならないという恐怖感もあって、あまりゆっくり楽しむことはできませんでした(;_;)やっとの思いで階段を下り、天守閣を後にすると…今度は不揃いな石段攻撃(笑)彦根城は、足腰が丈夫でないと楽しめないと思いました(^^;

 お城の下には、井伊家の下屋敷として使われた楽々園と、庭園の玄宮園があります。楽々園は井伊直弼の生誕地。耐震構造の「地震の間」という建物も見応えがありました。玄宮園の方は、琵琶湖などの近江八景を模したもので、湖面に映る彦根城を楽しむことができます。園内は広く、抹茶をいただけるスペースもありました。玄宮園を出てすぐ左手には、井伊直弼をモデルにした大河ドラマ「花の生涯」記念碑と、井伊直弼像がありました。できれば博物館も見学したかった…と未練を残しつつ、お城を後にしました。

 彦根から新快速で再び京都へ。しかし、年末の帰省ラッシュにはまってしまい、山科まで座れませんでした(;_;)


早咲きの梅
早咲きの梅
彦根城 城内階段
彦根城
玄宮園
玄宮園
井伊直弼像
井伊直弼像



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