日光
20040/08/29(SUN)
下今市から普通電車で10分ほどで東武日光に到着です。今市では小雨がぱらつく程度でしたが、日光に着いた時には土砂降り状態。天候が回復してくれることを願いつつ、バスの一日券を購入して出発しました。路線バスで西参道まで行き、日光真光教会と日光奉行所跡を見学。日光真光教会ではちょうど礼拝の最中だったようで、賛美歌が聞こえてきました。この建物は大正時代に建てられた石造りの教会で、とてもかわいらしい雰囲気です。一方、日光奉行所は東照宮をはじめとした日光山内を管理し、廃藩置県によって日光県が置かれるまでその役割を果たしていました。奉行所の建物は明治4年まで保存されていましたが、現在は石碑が残るのみです。
両側にみやげ物店の並ぶ参道を10分ほど登ると日光の「二社一寺」のひとつ、二荒山神社に着きます。その手前左側には徳川家光の廟所、輪王寺大猷院があるので、まずはこちらから見学を始めました。赤・青・緑・白と極彩色な仁王像が守る仁王門とニ天門を抜けると、細かい彫刻が施された唐門が姿をあらわします。この奥が拝殿で、家光の廟所はさらに奥にあります。敷地はそれほど大きくありませんが、建物の装飾は豪華でした。
続いては二荒山神社を参拝。神苑を見学しました。ここには重要文化財に指定されている銅製の化け灯篭をチェック。灯が点ると化け物のように見えたということで、刀傷が残っています。灯が点っていなければごく普通の灯篭なので、ちょっと不思議な感じです。ここを散策している頃には、雨は徐々に小降りになってきました。社殿は朱塗りで中は極彩色なのですが、辺りが暗かったためか、なんとなく地味な印象を受けました。鳥居などがコンクリート製のものに建替えられているのもその理由だと思います。
砂利道の参道を5分ほど歩くと東照宮です。今回は5箇所を拝観できる1000円の共通券を使いましたが、東照宮のみを拝観する場合は1300円かかるそうです(^^;メンテナンスが大変なのもわかりますが、ちょっと高すぎるかな…と思いました。急な石段を登っていくと、すぐ右手に神厩があります。この壁面に彫られているのは、有名な「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿です。10時〜12時までは神馬がいるそうですが、12時をちょっと過ぎてしまっていたので中は空でした。今年は申年ということもあって、特別授与品に木彫りの三猿も登場していました。さらに石段を登っていくと、陽明門、別名・日暮門があります。東照宮を代表する建築の一つで、絢爛豪華といった言葉が最もよく似合います。非常に細かい彫刻が施され、確かに日が暮れるまで見ていても飽きないような気がします。門の正面は拝殿、右手には奥宮があります。まずは拝殿にあがり、説明を聞きました。拝殿での座る場所は石高によって異なるそうで、一番手前が10万石程度、一番奥は100万石以上、さらにその先にある一段低い石の間は御三家・皇室以外は入ることができなかったとのこと。現在は一般公開されていてあまりありがたみがありませんが、壁や天井に施された装飾は非常に豪華で、保存状態もいいと思いました。ただ、説明の他に限定のお守りの宣伝までされたのが感じ悪かったです(^^;お守りには目もくれず、そそくさと退出し奥宮へ。こちらは共通県だと別料金です。眠り猫を見るのに560円というのはかなり高いですが、奥宮まで歩いていけばそれほど損した気分にはなりません。杉並木の中に続く長い石段を10分ほど登りつづけると、家康の墓所に到着です。四角く囲われた神域の真中に青銅製の宝塔があり、重要文化財の指定を受けています。陽明門や拝殿石の間に比べると少々地味な感じですが、手前にある銅製の唐門は細かい彫刻が施された華やかなものでした。
最後に輪王寺を拝観しました。「二社一寺」の中では最も歴史が古く、また唯一のお寺です。東照宮方面から坂を下ってくると、朱塗りの派手な三仏堂の裏手に出ます。正面に回って中に入りました。中には三体の金色の大仏(千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音)が安置されていて、華やかな光を放っています。これらは日光三社権現本地仏といい、日光開山以来の本尊です。まずはここで簡単な説明を聞きました。これらに向かって左側には小さな三体の仏像(薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来)があり、こちらは江戸時代以降の本尊で東照三社権現本地仏といいます。どちらも輪王寺の本尊として祀られています。出口付近には十二支の守り仏があり、それらをかたどったお守りを宣伝されました(^^;ちなみに、私の守り仏は普賢菩薩でした。
輪王寺を出たところですぐにバスに乗れたので、とりあえず神橋まで乗車しました。神橋はまだ工事中でしたが、ここにある板垣退助像をチェック。工事のため正面からの写真が撮れないのが残念です(^^;神橋から再びバスに乗り、東武日光駅前まで戻りました。駅前で地域限定キティなどを購入し、JR日光駅を撮影して東武日光駅へ。特急で帰ってもよかったのですが、2時間先まで満席だったので帰りも快速に乗車しました。
(C) MOTOKO