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テーマ:幕末

日野

2000/6/18(SUN)

 私は最近、かなり幕末の人物や出来事にはまっています。その中でも、特にはまっているのが「史実の」新選組です。最初のきっかけは小説の「燃えよ剣」だったのですが、興味を持って史実をいろいろと調べていくうちに三番隊隊長・副長助勤の斎藤 一にもっとも興味を持つようになりました。しかし、一さん専門の資料館などは存在しないので、新選組全般の資料を展示している都内の2つの資料館、土方歳三資料館小島資料館を訪れることにしました。

 どちらの資料館も、個人のご自宅の一部を利用した私設の資料館です。そのため、毎日見学できるわけではなく、土方資料館は第3日曜日の13:00〜16:00、小島資料館は第1・3日曜日の13:00〜17:00までです。ちょうどこの日は第3日曜日。しかも梅雨の晴れ間だったので、これは行くしかない!ちょっと家を出るのは遅くなってしまいましたが、1時間20分ほどで高幡不動駅に到着しました。ここから土方資料館は歩いて20分ほどということですが、歳さんの銅像があるということなので高幡不動に寄ってから行くことにしました。
 土方歳三像は境内に入って右側すぐのところにあります。顔は残されている写真を元に作ったのだと思いますが、ちょっといかめしい感じで、「鬼の副長」の顔でした。しかし洋装の写真のイメージが強いので、隊服に鉢金をつけた歳さんには違和感があります(笑)この日は境内で骨董市が開かれていたり、アジサイが見ごろだったりしたこともあって、けっこう混んでました。
 駅まで戻り、タクシーに乗りました。歩いて20分ほどということでしたが、詳細な地図が手元になかったのと、早く見学が終われば多摩センターの小島資料館にも行けると思ったのです。ところが…乗ったタクシーがほかの車と接触事故を起こしてしまいました(;_;)5分ほどもめていたので、早くしないと資料館が閉まってしまう旨伝えて、後で交渉してもらうことにしました。でも、大きな事故じゃなくてよかったですが…。ワンメーターで到着し、さっそく見学をしました。ちょうどこの日は沖田総司の「総司忌」と重なっていたらしく、せまい室内に人が大勢…といった状態でした。「資料館」とは言っても、畳8畳ほどの部屋に展示が2箇所と歳さんの位牌がある仏壇があるだけで、館長(歳さんのお兄さんのご子孫)が書籍などを販売しつつ、いろいろな説明をしてくれました。展示品は10数点ですが、愛刀の十一代和泉守兼定、池田屋の時に使用した鉢金豊玉発句集など、他では見られないような展示ばかりでした。見学に来ている人は意外と年配の方が多く、人が多くても見学しやすい雰囲気でした。しかし、中には歳さんの写真を見るなり「きゃー、かっこいい!!」とガラスに張り付いてるような…私が今まで新選組を敬遠していた理由の一つ、「新選組をアイドル視するファン」がいたのも事実です。…かなりひきました(^^;
 強烈な人たちにダメージを受けつつ、今度はモノレールで多摩センターへと向かいました。土方資料館は、新しくできた多摩都市モノレールの「万願寺」から歩いて5分ほどです。そのことはタクシーに乗ってから知ったので、ちょっと損した気分でした…。しかも、ダメージを受けていたせいか…歳さんのお墓参りをしてくるのを忘れてしまいまったので、そのうちにまた行きたいと思ってます。

 多摩センターに着いたのは16時でした。小島資料館まではバスで10分とのこと。しかし、バスは1時間に1本しかなく、次は16:30です。閉館は17時なので、多分間に合うだろう…と思い、バスを待ちました。資料館に着いたのは16:40でしたが、ドアが閉まっています。インターホンで「まだ見学できますか?」と尋ねたところ、女性の声で「あと20分ほどですが、どうぞ」と言われました。…が、ドアは開けてもらえません。もう一度「ドアが閉まってるんですが…」と呼び出すと、男性の声で「今日の開館時間は終わりました」との返事が…(;_;)でも、ここに来た目的は資料の見学だけではありませんでした。「どうしても欲しい資料があるので、買い物だけさせてもらえませんか?」とお願いして、入れてもらいました♪私がどうしても欲しかった資料とは…「幕末史研究30号 斎藤一特集」です(^^;通販でも購入できるらしいのですが、在庫がわずかということだったので、とにかく小島資料館まで行ってみよう!というのが、今回の散策の最大のポイントだったのです(笑)残り数冊となっていたのを無事に手に入れ、出版目録をいただいて帰りました。後で調べたところ、ここにもあまり一さんの資料はないようだったので、見学できなかったけどまぁいいか…と思いました(^^;
 帰りの電車の中では「幕末史研究」を読みふけりました。一さんのことは研究家の赤間倭子さんの本(「新選組副長助勤・斎藤一」「斎藤一の謎」)でも、かなりのエピソードは紹介されていますが、この本では新たな研究の成果が発表されていたり、一さんのお孫さんにあたる藤田寶氏・進氏の談話が載せられていたりして、かなり内容が濃かったです。一さんのお墓は会津若松にありますが、自宅は当時文京区にあり、跡地は空き地になっているそうです。ぜひ次回は、一さんの自宅跡や板橋の慰霊碑、三ノ輪の円通寺、日野の佐藤道場などにも行ってみたいと思います。

土方歳三像 土方資料館 小島資料館
土方歳三像土方資料館小島資料館


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