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鳥取

2003/05/04(SUN)

 前日の宿泊地、倉敷から岡山、上郡を経由して大原。そして智頭、鳥取と在来線とバスで移動してきました。この日は3年ぶりに鳥取県立県民会館でのALFEEライブに参加しました。しかも座席が1階い列…TAKAMIY前通路の2列目です。前日の倉敷ライブは 備中松山城に行ったため、へろへろ状態での参加となってしまいました(^^;その反省もふまえ、この日は観光も控えめに鳥取まで移動してきたわけです(笑)しかし、ちょっと早めに鳥取に着いたので、ライブ前に少しだけ観光することにしました。

 100円市内循環バスに乗り、まず向かったのは仁風閣。レトロな建物好きとしては、ここははずせないスポットです(笑)今回は「池田仲博とその家族」という特別展示が行われていました。池田仲博は徳川慶喜の五男で、養子として池田家に入りました。鳥取藩最後の藩主、池田慶徳の子、輝知が早世したためです。祖父となった慶徳は水戸藩主徳川斉昭の五男で、幼名を五郎麿といいます。斉昭は子沢山で、長男は水戸藩主義篤。七男は幼名七郎麿。一橋家に養子へ行き、後に最後の将軍となった慶喜。九男は岡山藩主の池田茂政です。仲博の義父は、実の従兄弟という…養子縁組が当たり前のように行われていた時代だからこそ、こういった複雑な血縁関係になってしまったのでしょう(^^;さて、この池田仲博は北海道に移住し、そこで池田牧場を経営。現在の「池田町」という町名はこの池田家から付けられたものです。翌日に見学をした鳥取市歴史博物館との連携展示で、こちらには仁風閣で使用されていた調度品や写真など、主に池田家に関する資料が展示されていました。

 つい家系図などをじっくり見ているうちに、閉館時間になってしまいました。まだライブの時間までは1時間あるので、時間つぶしにすぐそばの鳥取城址を見学しました。現在は石垣のみが残っている状態ですが、所々で発掘調査が行われていたので、将来的には建物の復元などが行われるのかもしれません。櫓の跡が展望台のようになっているので、登ってみると、鳥取の街並みを一望できました。しかし、柵などがないのでちょっと怖かったです…

 そうこうしているうちに30分前になりました。会館近くにある箕浦家武家門などを見学しつつ、会館へと向かいました。鳥取は戦災は受けていないものの、地震など天災のために多くの建物が焼失しています。そんな中でも、仁風閣やこの武家門のような建物が大切に保存されているのはすばらしいことだと思います。そして、ライブへ…。ピックはGETできませんでしたが、おそらくこんなにいい席は滅多にないだろうな…と思うほど、最高の席でした(*^^*)

鳥取の街並み 鳥取城址 箕浦家武家門
鳥取の街並み鳥取城址箕浦家武家門


2003/05/05(MON)

 いよいよ旅の最終日となりました。鳥取空港からの便は特割等が使えないので、約半額で帰れる岡山〜東京便を利用することにしました。岡山までの交通費を差し引いても十分おつりが来るのが不思議です(^^;しかし、岡山までの直通特急は1日3往復と非常に少なく、あまりいい時間の列車がなかったため、今回は津山まで在来線で行って、そこから空港行きのリムジンバスに乗るというマニアックなコースプランニングをしました(^^;しかし、津山へ行く電車も非常に少なく、15時には鳥取を出なければなりません。もう少し時間の余裕があれば白兎海岸など郊外まで足をのばしたかったところですが、今回はあきらめました。

 そこで、まず最初に向かったのはお約束の鳥取砂丘(笑)前回も利用した観光周遊バス「麒麟獅子」を利用しました。確か、前回は路線バスも頻発していたような気がしましたが…1時間に1本程度しかバスがなかったので、車内は大混雑でした(^^;とりあえず、砂丘で下車。前回同様、天気に恵まれたのがとてもよかったです。「馬の背」と呼ばれる丘を登り、日本海を一望できる場所へ。この砂の色と空の青さ、海の青さ…3年前の感動を思い出しました。「馬の背」を登るのに非常に苦労したことを忘れてしまうほどの美しさです。風は冷たかったですが、砂は暖かく、つい長居してしまいました(^^;

 帰りのバスの時間まで余裕があったので、土産物店へ。つい梨ソフトクリームを買ってしまいました(笑)色はバニラとほとんど変わりませんが、ほのかに梨の味がしました。これはなかなかヒットでした♪そうこうしているうちにバスが到着。またしても大混雑でしたが、ほぼ全員砂丘で下車していました。観光地なのだから、もう少しバスの本数が多ければいいのにな…と思いました。砂丘からはいくつかの観光スポットを経由し、鳥取駅へと戻ります。しかし、鳥取駅までは行かず、一つ手前のバス停で降りました。

 ここからバスを乗り継ぎ、次に向かったのは鳥取市歴史博物館、通称やまびこ館です。こちらでは「移住と移民の歴史展・北海道」という特別展示が行われていました。仁風閣の方は池田家に注目した展示でしたが、こちらは一般の市民の生活にスポットを当てたもの。農耕具や書類、古写真などの展示の他に、目を引いたのは麒麟獅子の道具。周遊バスの名前にもなっている「麒麟獅子」とは、宇倍神社という神社の大祭で奉納される舞で、県の無形民俗文化財に指定されています。この道具を入植者が北海道に伝え、利尻町で同様の舞が舞われるとのこと。新天地を求めた人たちの、ふるさとに対する郷愁を感じさせる展示でした。このやまびこ館は非常に展示が凝っていて、地下の展示には鳥取の街をUFOに乗って探検するといったアトラクション的なものまでありました。大人も子供も、1日いても飽きない施設だと思います。ここまで面白い博物館は、久しぶりでした。

 時間がなくなってきたので、鳥取駅方面へと戻りました。駅前のデパートでお土産を買い、駅へ。鳥取から智頭へ。智頭で乗り換え、津山へ到着したのは17時半です。関東では見かけないような、非常に古い車両だったのが印象的です(^^;津山で20分ほど待ち、岡山空港へと向かいました。今回の旅はアルコンも観光も、非常に充実したものになりました。ただ、鳥取は見残してしまったものがあったので、次回こそはぜひ行ってみたいと思いました。

鳥取砂丘 やまびこ館
鳥取砂丘やまびこ館



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