下関
2004/10/23(SAT)
先週は徳山アルコンに参加して山口の「周防」の部分を散策しましたが、今回は「長門」の散策です。しかもアルコンとは関係のない、幕末三昧な旅です(笑)とは言っても1泊2日ではそれほど余裕がないので、下関に滞在して下関だけをたっぷりと楽しむことにしました。
今回は初めて、山口宇部空港から下関行きのリムジンバスに乗り、小月で途中下車しました。このバスも、下関から空港へは何度も乗っていますが、空港から乗るのは初めてです。15分ほど待ち、小月駅循環のバスに乗り換えました。東行庵前で下車し、すぐに晋作の墓所へ。東行記念館は非常に寂しい状態ですが、意外と観光客が多いのに驚きました。これも大河効果なのでしょうか?晋作は、声のみの出演だったのですが(^^;とりあえず、団体が去るのを待ってゆっくりと墓参してきました。陶像や東行庵を見学し、東行記念館へ。2階の展示室のうち、左側は前回とは少し展示内容が変わっていましたが、右側は相変わらず寂しい状態。見学者も、私を含めて3名でした。高杉家との意見の食い違いが生じる前は、ここに晋作の情報が集約し、ポータル的な役割を担っていたはずなのですが…今後は萩の博物館に取って代わられてしまうようで、非常に残念です。
バスで小月駅まで戻り、JRで下関へ。ホテルにチェックイン後、バスの1日券を購入して散策に出発しました。まずは長府へ。前回も利用した「維新庵」で昼食をとりました。今回はちょっと豪華に刺身、南蛮漬け、てんぷらなどふく三昧。ランチなので、フルコースでも1500円とお得でした。
観光協会に立ち寄ったところ、2種類イベントが開催中の情報を入手しました。一つは下関市の観光協会主催で、長府エリアを中心にしたクイズラリーで、ヒントはチェックポイントにいる歴史上の人物に聞けばわかるとのこと。もう一つはJR西日本主催のスタンプラリーで、下関と門司港の各所にあるスタンプを集めると、集めた分だけバッジがもらえるというもの。しかしスタンプ帳は駅のみの配布らしいので、後で下関駅で入手することにしました。とりあえず、クイズラリーをスタート。クイズに5問以上正解すると、ゴールでプレゼントがもらえるらしいので、長府観光協会、武家屋敷門、功山寺、忌宮神社、そしてゴールの長府毛利邸をめぐることにしました。
長府観光協会は無人でしたが、武家屋敷門前には甲冑を身に付けた女の子が立っています。クイズの答えを教えてもらい、功山寺へ。ここには晋作コスプレの兄ちゃんがいました(^^;ここが3箇所目だということを告げると、特別に忌宮神社の解答を教えてもらえました(笑)また、功山寺の三門前では観光協会主催のイベント「Musical維新〜奇兵隊〜」が上演されていたので、見学してきました。見学だけのつもりが、観客参加型イベントのため参加もしてきました(^^;出演記念として、奇兵隊の入隊許可証をGET(笑)これはこれで、貴重な体験が出来ました♪
忌宮神社には行かなくて済んでしまったので、長府博物館を見学した後、直接ゴールの長府毛利邸へ。前は何度も通っていましたが、中に入ったのは初めてでした。庭園は一部工事中の個所があり、少々狭く感じましたが建物は広く、部屋数の多さに驚きました。また、各部屋は見学者が自由にくつろげるように工夫されていたのも印象的です。文化財でありながら、このように自由に見学できる建物は珍しいと思います。クイズラリーはここがゴールなので、受付にいた武蔵コスプレのお姉さんに解答用紙を提出。5問正解だったので、まずはプレゼントGETの権利を獲得しました。さらにじゃんけんに勝つとプレゼントが増えるらしいので挑戦したものの、惨敗。しかし、解答用紙に記載した住所を見て「わざわざ東京から来てくれたのだから…」と、小次郎ストラップをもらいました。下関の観光キャンペーンは去年辺りからかなり強力になってきていましたが、今がそのピークのような気がします。大河ドラマで3年連続、下関が絡んでいるというのも理由の一つでしょう。
長府の散策が終了したので、JR西日本のスタンプラリーシートをGETすべく、駅に向かうことにしました。とりあえず、新下関駅行きのバスが来たのでそれに乗車。駅改札の横で、シートを無事にGETできました。折り返し、唐戸経由下関駅行きのバスに乗り、唐戸で下車。スタンプ設置ポイントの秋田商会に行きました。内部の見学時間に間に合ったので、2階、3階と屋上も見学してきました。屋上への階段は細い螺旋階段で、かなり怖かったです(^^;しかも屋上は台風の影響で上がれない状態になっていて、残念でした。
さらにスタンプをGETするために、再度長府へ。スタンプを無事にGETした後は夜景見学のため火の山に行きました。最終バスの時間をちゃんと確認し、撮影をしてバス停で待っていましたが…10分たっても20分たっても、バスは来ません。2階のレストランの方が心配して、最終バスがすでに発車したことを教えてくれました。最悪なことに、乗客がいないと判断され、最終バスは時刻表記載の発車時刻より数分早く出発してしまったようです。幸いにも、タクシーを呼んでもらえたので下山することは出来ましたが…最悪でした。
バスの件ではかなり腹が立ちましたが、夜景は最高でした。みもすそ川でタクシーを降り、撮影をしてからホテルに戻りました。
 |
 |
| Musical維新〜奇兵隊〜 | 長府毛利邸 |
2004/10/24(SUN)
この日はレンタサイクルで周遊することにしました。実際、レンタサイクルの方が小回りが利くので便利です。帰りは福岡空港経由ですが、17時くらいに下関を出れば大丈夫なのでかなり余裕があります。まずは新地方面へ。
フェリーターミナルの近くに、厳島神社があります。晋作終焉の地の向かいにある厳島神社とは全く別の神社です。ここは松陰先生ゆかりの地ということですが詳細がわからなかったのでスルー。その近くにある高杉晋作潜伏の井戸を見学してきました。何かと追われることの多かった晋作が、身を隠したとされている井戸で、民家の庭先にぽつんと残っています。実際、晋作が病気になる前、おうのさんと暮らしたとされるのもこの辺りで、どことなく懐かしさを感じさせるようなごく普通の街並みがいつも親しんでいる下関の景色とは全く違っていて、面白かったです。
かなり急な坂を登っていくと了円寺があります。元治元年12月、下関で挙兵した高杉晋作らは新地会所を襲撃後、この寺に入っています。本堂内には刀傷があるということでぜひ見学したかったのですが、法事の最中で建物には入れませんでした。ここは桜山神社の裏手にあたり、階段を上っていくと招魂場の横に出られました。自転車を途中まで持っていくのは大変でしたが、帰りは坂を一気に下ればよかったので楽でした。久しぶりに桜山招魂場をお参りして、高杉晋作終焉の地へ。もちろん、厳島神社にある萩藩新地会所跡の石碑もチェックしてきました。晋作の終焉の地は、今回は施錠されていました。施錠されている時とされていない時の差がいまいちよくわかりません(^^;その後は白石正一郎邸跡を見学して、下関駅に戻りました。
まだ余裕があるので、日和山公園へ。怖い顔をした晋作の銅像と、関門海峡の風景を楽しんできました。何度行っても、ここまでの道のりは遠いです(^^;ちょっと足がつらくなってきましたが、すぐ近くにある光明寺にお邪魔しました。ちょうどお寺の方がいらっしゃったので、本堂を見学させていただくことに。お茶まで出していただきました(^^;光明寺は浄土真宗本願寺派のお寺ということで、話を聞くことを修行の目的としているために禅宗の寺と比べて本堂が広く人が集まりやすい作りになっているということ、幕末に久坂玄瑞らが光明寺党を結成してこの寺に拠点を置いたのも本堂の広さが理由だったらしいということ、古川薫さんの本に記載のあった、本堂内の柱に刀傷があるという話はお寺の方では把握しておらず、それらしい傷もないということなど…かなり興味深いお話を聞くことが出来ました。下関は第二次大戦中にかなりの建物が焼失してしまいましたが、ここは江戸時代から多少の改修はされているものの、柱などは当時のままだそうです。
光明寺ではちょっと長居をしてしまいました。お昼の時間になったので、唐戸へ。唐戸市場で昼食を取りました。有名な回転寿司の店は長蛇の列だったので、店先で買ったものをそのままいただくことに。鯨の竜田揚げとふく鍋、ふく寿司を堪能しました。これだけのメニューで合計1000円はお得だと思います。
自転車をさらに走らせ、関門大橋をくぐりました。みもすそ川を越え、前田砲台跡へ。バスで長府に行く途中、場所は何度も確認していましたが、実際に足を運ぶのは初めてです。かなり急な階段を上ると、砲台後を示す石碑と明治天皇行幸記念の石碑がありました。長州藩はここと唐戸(亀山八幡宮)に砲台を置き、関門海峡を通行する外国船を砲撃しましたが、その報復戦には惨敗し、この一帯を四国艦隊によって占拠されている写真が残っています。
再度、みもすそ川を超え、関門大橋をくぐって今度は赤間神宮へ。ここでは期間限定で海峡上臈絵巻が催されています。これは壇ノ浦の合戦に破れ、滅亡した平家の女官たちが上臈(遊女)に身を落としたものの、海に沈んだ安徳天皇の霊を慰めるために華やかな衣装で参拝をしていたというエピソードに基づくもので、本来は5/3の先帝祭でしか見られなかったものですが、観光キャンペーンの一環で土日に2回ずつ、ダイジェスト版が見られるようになっています。上臈の衣装の華やかさと優雅な舞いを楽しんだ後は、撮影会までありました(^^;
まだ時間に余裕があったのと、JR西日本のスタンプラリーが門司港エリアまで及んでいるのとで、門司港に行くことにしました。最近オープンしたばかりの海峡ドラマシップと、スタンプ設置場所の海峡プラザをチェックし、ゴールの門司港ホテルでバッジをGETしました♪5種類のうち4つを選べたので、晋作、伊藤博文、龍さん、武蔵と歴史上の人物シリーズでそろえてみました。(残りの一つは門司港のオリジナルキャラ・バナナマン)
下関に戻り、最後に海峡ゆめタワーに登りました。展望室では晋作の企画展が開催中でした。企画展と言っても、晋作ゆかりの地のパネル紹介なので史料展示はありません。しかし、晋作についてのクイズで遊べる端末があったので、チャレンジ。余裕で全問正解してきました(笑)十分すぎるくらい下関で遊んだので、福岡空港に向かいました。今回は小倉から快速電車を利用。一度はバスも使ってみたいのですが、飛行機など遅れるとピンチの場合には使えないのが惜しいところです。
(C) MOTOKO